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最後にジ~ン。『In Her Shoes』

この辺りの映画館では、水曜日がレディスデーなのだが、今週はこれというものもなかったので、家で、ひとりレディスデーを開催

週末に借りてあったDVD「In Her Shoes」を観た。

キャストはキャメロン・ディアス(妹)とトニ・コレット(姉)の姉妹に、後半シャーリー・マクレーンが二人の祖母として登場する。結構豪華

感想を一言で言うと・・・思ってたよりも全然良かった。最後ジーンとして少し涙がでた女きょうだいがいる人は是非観てほしい。それに、タイトル通り、素敵な靴もたくさん登場する

子供の頃すっごく仲良し姉妹だったのに、大人になって個性(特に長所)が分かれてくると、仕事や趣味、生活パターンが違ってきて、なんだか溝がある二人。

キャメロンはちょっと頭は弱いけれど、抜群の容姿で、姉に迷惑をかけながら適当に暮らしている妹。前半観ていると正直むかつく振る舞いが多いんだけれど、なぜか憎めないこのキャラ。

姉はフィラデルフィアのバリバリキャリアの弁護士なのに、容姿に自信がなく、もてない事を心の底でくよくよしている。そこに妹が酔っ払ってやってきて、ちらかして、勝手に高価な靴を履いて、やっと出来た彼氏を寝取っちゃって・・・と、誰がみても「これじゃ妹には同情できないだろう」と思うほど、姉は打ちひしがれてしまう。お気に入りのジミー・チュウのピンヒールだってボキっと折っちゃうんだから

脚本も女性という事で、ストレスのはけ口を素敵な靴を買う事で発散させたり、些細なきっかけで犬の散歩代行をしているうちになんとなく犬に癒されたりする「働く女性の心理」もばっちり描かれてるなあと感じた。

でもこの映画、私が大好きになったのは後半、誰からも見捨てられ「みじめ」になったキャメロンが、思いつきで訪ねていった祖母の家にいってからの展開なのだ。

祖母はキャメロン達の母(つまり自分の娘)が精神の病で自殺して以来、何十年と会っていなかったのだが、今はマイアミのリタイアメント・ビレッジで、老人達の生活介助のような事をして生活している。祖母といっても、ここは老人ばかりなので、彼女はまだ若手の存在。

お金目当てで飛び込んできた孫をすぐに見抜き、「仕事を手伝ったら私がお給料を上げる」と言って、中途半端なキャメロンに老人達の面倒を見させる祖母・シャーリー・マクレーン。あいかわらず素敵な女優さんですね~。優しく見守っていつつも、お調子者の孫と対等にわたりあう。もうこんなおばあちゃんがいたら、どんな悪い子でも孫でもかなわない、というふところの深さ。

彼女のみならず、マイアミのシーンに登場する人々、ほんとに素敵なおじいちゃんおばあちゃん達なのです洋服の色も綺麗だし、みんないきいきおしゃべりしたり、ゲートボールしたり、若いキャメロンを見てウキウキしたり

そしてキャメロンも、目の見えないおじいさんに、苦手な詩の朗読をさせられるところから大きく考え方が変わっていって・・・。このおじいさんは結果的に彼女の大恩人になるのだけれど。

姉のトリ・スコットも、ただのオタクだと思っていた同僚から熱心にアプローチされ、人生初めて恋人と呼べる人ができた事で、自分に自信を持っていく変化がまた可愛いのだ

最後の最後まで、うまくいくかな~この姉妹、と心配しながら見守るのだが、とにかくおばあちゃん達がいい味を出してくれる。こういうハッピーエンドもいいなあ。

映画評のサイトを見ていたら、このマイアミのシーンでは、実際に住人の老人達もエキストラで出演していたらしく、なんだかよりじーんときた。きっと彼らにとってもよい思い出になっただろうな。

白髪に明るい色の服を着て、青空の下で、明るく余生を生きる人達。アメリカと日本はまだまだ違うところがあるなあと感じつつ、自分もこんなおばあちゃんになりたい、と思った。ちょっと本筋とははずれるんですが

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コメント

この映画、公開当初気になっていたのに、ついつい見逃してました~
海外のおばあちゃん、おじいちゃんって、お洒落も遊びも「若い者には負けない」って感じで、色々楽しんでる気がします。
私の知っているご婦人も、70歳で、シンプルなセーターとタイトなスカート。それにポイントで赤い靴を履き「私の年齢だから似合うのよ」と仰っておられて、「めちゃめちゃかっこいい~」と感動しちゃったことを思い出しました。

投稿: acco | 2009年2月 6日 (金) 14時39分

accoさん
70歳でタイトスカートなんて理想的な女性ですね
今からどんな努力をすればいいのか・・・とりあえず、映画のシーンを頭に焼き付けておこう、ともう1回見てからDVD返却しましたよ

投稿: ソックスモンキー | 2009年2月 6日 (金) 17時43分

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