« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

2009年5月

森 絵都「風に舞いあがるビニールシート」

昨日はちょっと憂鬱な感じの雨でしたねsprinkle

今日は雨も上がり、まだ快晴とまではいかないけれど、すっきりとした気持のよい空気shine

それに朝のテレビでは、SMAPの草なぎ君が爽やかな復帰会見をしていて、汗びっしょりな額を見て「頑張れよー」と母の気持になったconfident

ところで数日前に読み終えたところだった本「風に舞い上がるビニールシート」。なんだかすごくタイムリーなタイミングで読んだみたいbook

森絵都さんは、以前から気になっていた作家なのだが、図書館ではいつもオール貸し出し中のことが多かったし、初めて読むならキョンキョンもお勧めの「ラン」からかなあ、なんてうっすらと思っていた為、なかなか近づくことができなかった。

2週間位前、図書館(ここは県立で、予約ができない)に行ったら偶然「風に舞い上がる・・・」だけが棚にあるのを見つけ、「おっ、知らない作品だけど借りちゃお」と借りてきたのだった。

最近NHKは番組をきっちり時間いっぱいやらず、合間に番宣ばっかり流すのが気にくわないのだけれど、今週NHKを見ていたら、何とさっき読み終わったこの作品が土曜日からドラマとして始まるって・・・すごい偶然にびっくりcoldsweats01

それにこの本って直木賞もとってるんですね。読み終わってから知ったけれど、確かに良い本だと思ったdelicious

この本には、6つの短編が収められていて、表題のお話しは最後の1作品だ。私と同世代の女性作家は、やはり同世代の女性を主人公にしている作品が多いように感じるので、この6作品もそれぞれ女性が主人公?と思ったらそうではなかった。

超人気女性パティシエのアシスタントとして振り回されている女性が岐阜に焼き物を探しに行き、人生の方向転換の舵を切ってしまう話。

捨て犬救済ボランティアの資金稼ぎの為にスナックで働く普通の主婦の話。

フリーターをしながら夜間大学に通う男性と、課題代筆の神様と呼ばれる謎の女性の話。

仏像彫刻を志半ばで挫折し、仏像修復を仕事にしていた50代の男性が、ある仏像と自分との因縁を振り返る話。

取引先の若い営業マンとクレーム処理の為、同行し、世代間ギャップを感じていたはずが世代を超えた絆を生んでしまう話。

そして表題の作品は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に転職した女性が、フィールド(現地での支援活動)に命をかけているアメリカ人男性と出あった事により、大きな幸福感と、絶望感を味わい、それを乗り越えようとする話し。

どれもこれも少し切なくて、でも登場人物にエールを送りたくなってしまうような話しばかり。そして何といっても素晴らしいのは、それぞれに各分野(美濃焼きとか、仏像彫刻とか、UNHCRとか)のすごく専門的な知識をきちんと取材されているので(推測ですが)、登場人物達が立っているその現場の記述にとてもリアル感があることだ。

「風に舞い上がるビニールシート」では、主人公が出会う男性・エドが「世界には、強い風が吹いたら軽々と吹き飛ばされていくビニールシートのような弱い人々の命やささやかな幸福がたくさんある。それは誰かが手をさしのばして支えてあげなければならない。でもおさえてもおさえても、世界中に空を真っ黒にぬりつぶす程のビニールシートがあるんだよ。」というような事を、主人公の里佳に言うシーンが出てくる。

アフガンなどの「フィールド」で活動する事に人生を捧げる男性と、自分の愛で彼に癒しの場を作ってあげようと努力する女性。

それぞれに精一杯の情熱を注ぎ込む二人共、お互いにぶつけあう言葉がはに溢れていて間違っていないのだが、自分自身の幸せあっての仕事(支援活動)、という女性と、殆どキリストの様に奉仕のみに命を捧げる男性の愛はやはり方向性が違いすぎるのだ。

後半、里佳がどのように悲しみを乗り越えていくのか、もう一気に読まないといられない感じだった。

もう残り数ページになった数日前、銀行に行く用があったのだが、行ったあとに速攻で近所のマクドナルトに飛び込み、一気に最後まで読んでしまった。

そして最後を読んだ時、じわっと涙が出たweep外で読んで失敗だったわ・・と思う気持と、いいエンディングだな、という感想が変わる変わる湧いてきた。

森絵都さん、もっとたくさんの作品を読んでみたいと思う。

<読書のお供>

372 紅茶を飲むときは、こんなカップを使っています。蓋をしてしばらく置いて・・。

371

蓋をとって逆さまに置くと、ストレーナーを置く台になるんです。便利heart04ガラスのカップもおしゃれな感じcafe

| | コメント (2) | トラックバック (0)

マイケル・ムーア監督の「Fahrenheit 911」

昨日誓った通りに、頑張って「MUSASHI」を読み始めてみた。

1時間ちょっと格闘した挙句、読めたのは何と本編の前の「始めによせて」の部分だけwobblyやっぱり結構時間かかりそうです。でもこの前書き(とは言わないかな)、ライシャワーさんが書いていてとっても読みがいがあった。この本を日本版「Gone with the wind(風と共に去りぬ)」と評している。本編が楽しみだ。

ところで、昨日のブログにも書いた英会話の先生は、以前「おくりびと」のDVDをクラスのメンバーに貸してくれたが、あるひとりのメンバー(その子は教師をしている)が「先週すごく忙しく、日曜の夜しか見る時間がなく、テレビでやっていた『レッドクリフ』をあきらめて『おくりびと』を見た。でもそれは正解でした!」と発言したところ、何と翌週に「レッドクリフ」のDVDをクラスに持ってきたのだ。その子に見せてあげる為にwink

そしてまたDVDの回覧が始まり、とうとう私の元に順番が回ってきた。するとDVDは何と3枚。「レッドクリフ」と共に、先生お勧めの別の映画が・・・。

1本は「Fahrenheit 911(華氏911)」、そしてもう1本は「New York New York」。

時代もジャンルも全然違う作品のチョイス。でも自分ではレンタルショップ行っても借りないかなーという作品を観てみるのもまた面白いし。頑張って3本とも観る。

もう「Fahrenheit 911」が断然面白かった。監督:マイケル・ムーア、主演(?):ジョージ・W・ブッシュ。記憶が少し薄れていたけれど、見始めて思い出した。

数年前、カンヌ映画祭で受賞をし、そしてアメリカのラジー賞(アカデミー賞当日に開催される最悪賞)でブッシュ大統領が主演男優賞を受賞しちゃった(もちろん授賞式は欠席)というあの話題作だ。

約2時間の作品なのだが、前半は主に「アメリカ史上最も残念な大統領」としてのブッシュ氏の色々な発言・行動をナレーションで風刺していく。

9/11テロ発生を予感させるような実行犯のアメリカ入国の記録辺りから始まり、CIAからテロ発生の兆候という情報を真面目に取り上げないお粗末な政府。

それらの映像と並行して、9/11直前位からのブッシュ大統領の色々な能天気インタビューや、テロ当日の映像(小学校を訪問していた)、そしてその後のお粗末な対応、急にイラク攻撃を始め、戦争オタクぶりを発揮する様子まで、まあヒトの国ながら、観ていて情けなくなる。

例えば、夏休みが異常に長く、ホワイトハウスよりもゴルフ場が大好き故、グリーン上でのインタビューはいつも子供のようなブッシュ、テロ発生の一報が耳打ちされた時も、どうしていいかわからず、子供達と一緒に「私のヤギさん」(絵本)を7分間も読み続けてしまうという頼りなさ。この面白映像とでも言うべきアメリカ国大統領の幼稚さを、きわめて真面目なナレーションと、絶妙な映像のつなぎ合わせ方で苦笑いを通り越し、大笑いしてしまうのだhappy02

でも途中から、ブッシュ一族とサウジアラビア、そしてアルカイダとの深くて表に出ない密接な関係(もちろんお金絡み)や、ビン・ラディン(サウジのお金持ち)を追わない為に突然イラクを標的に仕立て上げてしまう経緯が次々と暴かれていくあたりから、ドキュメンタリー番組を観ているような感覚に引き込まれていく。

なんかいままでの自分の理解と全然違うじゃん、報道でどこまでホントのこと伝えてたんだろう?といやな汗が出てくる。

更には、イラクへ派兵され命を落とした唯一の少年兵のお母さんへのインタビューや、イラクで家族を黒焦げにされた民間人の生の声。

それに加えて戦闘ゲームでも楽しむように有頂点気味なアメリカの若い兵士と、人を殺す事で神経がおかしくなってしまいそうな別の若い兵士のインタビューなどもあり、私は一体ニュースや新聞でどれだけ本物の情報を得ていたんだろうかと考え込んでしまった。

最後の方に、ムーア監督自ら、ワシントンの上院前の歩道で、歩いている議員を捕まえては「本当にこのイラク攻撃が正しいと思っているなら、貴方の子供を軍隊へ」とパンフレットを渡そうとするのだが、その時の議員達のあせった顔。

議場でテロへの報復だと声高に叫び、ずるずると続けているイラク派兵と、自分自身は全くの別のものなのだ。自分だけはいつも安全で関係ないところに暮らしているであれば、戦争、どうぞどうぞ、という無責任な国民の代表達。

もちろん、ムーア監督の編集したものを、そのまま受け止めるかどうかは観る側にも慎重さが必要だが、これを観たアメリカ人は心底母国に失望したのではないかと気の毒にさえ思ってしまう。

そして今年誕生した新しい大統領に、あれだけ大きな期待が寄せられる理由が更によくわかった気がする。

そうそう、他の2本、「レッドクリフ」は金城武がとっても素敵で、「New York・・」はロバート・デニーロが若くて痩せているわ~・・・という感想です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

英訳本「MUSASHI」に挑戦する事に・・・

先週のブログでは京都の事ばかりを書いていたのだが、その余韻を持ったまま週明けの英会話に行ったからか、トピックスとしてスウェーデン人旅行者へ話しかけた事や、壬生寺など初めて行ったところの話をどうやら身振り手振りで楽しそうに話していたらしい。

先生はそんな私を「今、特に英語の勉強と歴史に興味を持っているのね」と思ってくださったのか、今週、ハードカバーの「MUSASHI」という英語の本を持って来てくださった。

002

本家本元、吉川英治の著書の英訳本です。

「これ、1年位かかってもいいから読みなさい。」とニコニコしながら貸して下さり、「がっ頑張りますっ!」と答えてしまった私sweat01すごい年季の入ったセピア色の本・・・「大切なものだから上げられないけど」って、そりゃそうですよcoldsweats02ページめくるのもキンチョーしそうだもん。

003

なんと全970ページ。分厚いぜ!

1年かかったら最初の方を忘れちゃいそうなんで、とりあえずもっと早く終えるよう頑張るrockただのカルチャースクールレベルの生徒に、こんな立派な自分の本を貸してくださる先生のご厚意には絶対答えるぞ、と意気込みは持ったものの、「宮本武蔵」という題材はちと苦手。

以前、大河ドラマで、かの海老蔵様が演じていたのも結局後半あまり見なかったし、それにエピソードも諸説ある人なのよね、確か

ああこんな時、吉川英冶や司馬遼太郎を読破する青春時代を送っておくべきだったなあと悔やまれる。

そんな先生は、もう60台中盤位の素敵なアメリカ女性で、さすがに大学教授まで務められた方だから世界中の政治・歴史・文化となんでも知っていらっしゃる。特に、東欧の一部の国以外は、殆ど世界中を旅行したことがある、という程の渡航歴にはびっくり。

でもつんとしたところがなく、日常生活での話題ももちろん(例えば日馬富士が優勝したとか)オンタイムだし、阿波弁だってホントは使える(らしい)。

とりわけ政治の話では、英語を学ぶという事以前に、先生から教えられる事がたくさんあって(自分が知らな過ぎなんだけれど)、完全に日本語で「へぇ~」というリアクションをしてしまう事も多い。

アメリカに兄弟姉妹がたくさんいらっしゃるので、ホットラインで情報を得ていてアメリカ経済の動向や政治の裏まで豊富な最新情報をいつも教えてくれる。

大統領選も、ガソリン高がいつ落ち着くかも殆ど先生の予言(?)が当たっているので、生徒達も、何か国際問題が起こったりすると今度はどう思うか?とつい聞いてしまうのだ。今のクラスは年齢層もちょい高めなので、「蚊帳の外」という人も出ず、1年経っても飽きることなく続けられているのかなぁと思うconfident

でもまあもうちょっと進歩しないとね、というのが毎週月曜の帰り道に思うこと。

これアップしたら早速始めようかなぁ。「MUSASHI」のMくらいから・・・happy02

<最近のお気に入り>

001

京都・清水坂「ひろ吉」で買った清水焼の湯冷まし。これで適温まで冷まして飲む煎茶は甘くておいしいんです。夏には預け徳利としても使えそう・・・おいおいまた酒かよbottle

| | コメント (0) | トラックバック (0)

石塀小路『豆ちゃ』での楽しい夜

とうとう関東圏にも新型インフル発症者が出て、どのテレビ番組も朝からおんなじ様に「その女子高生の帰宅までの足取り」を図示し、説明している。

でも冷静に考えようcoldsweats02その時その時間に偶然出会っていたから危険で、違う沿線だから安全というわけじゃないんだよーtrain

注意してテレビを見ていると、「専門家」と呼ばれ番組でコメントしている人がだいぶ増えつつあるのだが(最初はどこもおなじ人だった)、お昼にテレビ朝日でコメントしていた元WHO職員の女性は、これだけ世界同時に広まっている新型のウィルスに対して、日本だけが「水際対策」「隔離」「タミフル」に猛烈に取り組んでいるところを若干懸念する、というような事を仰っていた(私見ですが、と言っていたが)。

タミフルを安易に事前投与する事で、本当に新型ウィルスが入った体に効かなくなる(ウィルスが頑張っちゃって変異する可能性があるから)とか、ただ心配だからというだけで「発熱外来」に殺到して、ただの風邪だった人が隣の人から新型ウィルスをもらってしまうリスクだってある、とか、こちらも思わず冷静になってしまうアドバイスをたくさん口にしていた。

司会の人(バクさん)も、「国のTV広告で、『国民の皆さんの冷静な対応を』なんて言ってますけど、どの部分をどう冷静に行動すればいいとかもっと伝えてほしいですね」と苦言を呈していたが、ホントにその通りangry

他にも、NYに行ってた女子高生が、マスク・手洗いなどしていたにもかかわらず感染してしまった事について、「私達も、例えば後ろの人からくしゃみをはきかけられた場合、髪の毛への付着もありえる(その髪を自分がつい手で触るから)。だから洗髪や洗顔もちゃんとした方がいいです」などと具体的なアドバイスを教えてくれた。

そろそろ日本人も個人で危機管理をする時代か、という気がしている今日この頃。マスクの売り切れ札を見ると若干ドキドキするが、とにかく季節外れのインフルエンザにかからないよう、不健康なことはしないように(薄着とか寝不足とか)しよう、とりあえず。

ところで昨日の続きの京都グルメのお話もちょっとだけ。

葵祭りの夜、高台寺近くに石塀小路という一角があるのだが、ここに『豆ちゃ』というダイニングバーとおばんざいをミックスしたような素敵なお店がある。

一度行ってみたかったのだが、予約がなかなか取れず、今回初めて入る事ができた。

342

『豆ちゃ』の入り口。階段をトントンと数段上がって入店。

1Fはカウンター席で、板さんを囲むように10人位がゆったり座れる(掘りごたつ)。

2Fはお座敷との事。私達、18時半に入ったのだが、既にずいぶん前からいそうな女性グループが楽しそうに飲んでいたり、他の女性はデザートまで進んでいたり。

まずはビールを注文。メニューは、普通のダイニングバーの様に、サラダから焼き物・海鮮・ご飯ものと揃っているのだけれど、食材が京都の香りでいっぱい。

賀茂なす、おいしかったっすconfident出汁巻き卵・・ふわふわで上品な味shine焼き空豆・・こんなおいしい食べ方があったのねlovely他にも湯葉とか鱧とかおいしそう。

私は入店30分で既に大満足状態。と、そこでやってきたのが外国人カップル。

私の隣のカウンター席に予約していたみたいだ。へぇ~すごいなあ。どこで調べたのかな、日本に住んでるのかな、なんて思いつつ顔は相方君の方を向きながら、目は完全に彼らの挙動を追っている自分eye

しばらく観察していると、メニューも英語のものを見て、少し不慣れな感じで注文をぽつぽつとしていたので、「これは旅行者!」と踏んだ私は、早速話しかけてみることに。

観察している間、頭の中では2つの構文①Where did you come from?と、②Is this your first trip to Japan?をとりあえず言えるようにシミュレーション。こっこれさえ言えればちょっとは会話ができるだろうsweat01

実際話しかけてみたら、彼らはスウェーデン人で、今何と台湾に留学中。留学中にアジアを色々旅しようと思っていて、今日日本に来たばかり、なんだとか。

ふむふむ。とてもスマートで静かめなたたずまいは、アメリカ人とはちょっと雰囲気が違う(失礼!)。私もどこに住んでいたか聞かれたけれど、四国そのものをご存知なかったため、話は何となくそこでおしまいにcoldsweats01

彼らは、箸もとても上手に使い(台湾でも使ってるのね)、煮物なんかも食べていたので、「おいしい和食を堪能して、京都を楽しんでくれるといいな」と思った。

『豆ちゃ』は、スタッフは皆とても若かったのだが、すごくしっかりしていて感じが良く、味のみならず器も素敵。最後にデザートのわらび餅に感動していたら、お抹茶を立てて出してくれた(スウェーデン人は乗り出して見ていた)japanesetea

外に出ると、石畳の青白い暗さに、足元の行灯の光がまさに「京都ね~confident」という感じ。何だかそのままどこまででも歩いてしまいそうな夜だった。

それにしても会話力、あかんかったなーgawk相方君は「俺が隣だったらもっとしゃべったよ」と嘘をついていたけれどdelicious

341

石塀小路は絶好の写真スポット。イタリアンやカフェの店もある。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

京都・出町柳の素敵なビストロ「Bistro Cerisier(スリージェ)」

今回京都に行くにあたって、やっぱり楽しみだったのは食べること。地方に住んでみると、ジャンルとして1軒もない(例えばタイ料理とか)お店にどうしても行ってみたくなったり、初めていくわけじゃないんだから、知る人ぞ知るお店も開拓してみたい、と欲がでちゃうのだ。

最近歌舞伎を見に日帰りで行くことが多かったので、今回は泊まり、しかも金曜日~日曜日までゆっくりできるので、どれだけのお店を開拓できるかも楽しみだったrestaurant

まず葵祭りの日のランチ。始めは御所のあと下鴨神社へもおっかけのようについていって・・なんて考えていたので、出町柳のレストランを予約した。

「ビストロ・スリージェ」というそのお店は、出町柳の駅を少し歩いて住宅街エリアに入ったところに控えめに存在するビストロ。もう見るからにおいしいものが食べられそうな、暖かい雰囲気の入り口。

中は奥に細長く、奥のキッチン前がカウンター席になっていて5~6人座れるみたい。手前のテーブル席も全て予約済みだった。テーブルや椅子はオーク系で、照明も少しオレンジ色がかった明る過ぎないものなので緊張しない雰囲気だcoldsweats01インテリアもアルザス地方(行ったことないのだが)の庶民的なお店、という感じを出していて落ち着ける。

そしてメニュー・・・すごく多い!黒板にズラーっと書いてあるけれど、食材も豊富だし、これをシェフひとりで?とこちらが心配してしまう程のラインナップ。

ランチもコースはなくアラカルトのみとのことで、メニューを端から端まで見て・・・結局「本日のメイン」である若鶏のソテー・リヨン風ソースを選ぶ。相方君はウサギのローストをチョイス。それからハウスワイン(グラスでなくカラフでねwine)と、ポロネギのスープも。

ハウスワイン、スープ、パン。何れもこれは!!というおいしさだったrestaurantバターが過剰でなく、野菜のだしがよくでているし、何といっても量がたっぷり。日本の洋食レストランってスープの量が本場に比べて少ないからね。

スタッフが少ないので1品出てくるのに時間はかかるのだが、だからこそゆっくりワインを舐めながらおしゃべりをして待つdeliciousだんだん根が生えてきて、気分もよくなってくる。

だいぶ待ったあとに出てきたメイン料理ももちろん期待通りの味。ソースが濃厚で、やわらかいお肉を香ばしく焼いてあるのでからめながらパクパクと。赤ワインに合いますねーnotes

ウサギもこれまた違ったテイストのソースで、食べやすいconfident

量もたっぷりだったのでデザートは残念ながらパス。メニューには、食後にデザートでなくチーズ盛り合わせというチョイスもあるみたい。予算は3,000~4,000(アルコール頼んだら)円というところだが、男性でも絶対「お腹いっぱい」」になるお店。

今度はシーフードも食べてみたいなあ。もっと飲んじゃうにはやっぱり夜がいいかなあと次回を楽しみにさせる素敵なビストロ。御所で観光客にもまれていたのと同じ日とは思えない位ゆったりしたランチだった。

おなかにあったかいものを感じながら、鴨川沿いを少し散歩しつつ八坂神社~高台寺エリアを散策したこの日。今度は夕食を食べるお店で英会話にチャレンジすることになるのだ。つづく!

370

| | コメント (2) | トラックバック (0)

京都御所で「葵祭り」を見た

なんだか新型インフルの感染者は10代の子達ばかりのようで、お気の毒ですね。保護者がいて、早期に判明しているのが10代の人たちという気もするけれど・・・。

ひとごとではないけれど、高校時代の5月頃なんて楽しい事だらけなのに。修学旅行延期なんてね。残念だろうなー。

でも弱毒性とはいえ、「弱いウィルス」なわけではないから、集団行動をすることの多い学生達は、自己防衛せざるをえないのだろう。それで平日のカラオケ屋で行列作るってのもどうかなあ・・・と思うけどangry

かくいう自分も、木曜日の夜から京都に行っていた。まだ大阪・神戸が大騒ぎになる前ではあったのだがsweat01

15日(金)の「葵祭り」を見にいったのだ。京都3大祭りのひとつ「葵祭り」。

京都御所を朝9:30に出発する行列は、下鴨神社を経由して、上鴨神社までゆっくりと歩くらしい。どこで見る?何箇所も見る?と色々迷ったのだけれど、とにかく京都御所へ8時半頃行ってみた。

有料席はまだガラガラだったけれど、敷地内に張られたロープに沿って無料で見る人達が座りこんでいく為、報道関係の人達やカメラ撮影が目的といった感じの人は既にだいぶ陣取っている。

私達も2列目にはなったが、有料席のすぐ脇に紙を敷いて体育座り。見渡してみると、老若男女、一人のひとも、夫婦も、グループも、客層は色々。そしてなんといっても多いのが外国人観光客だ。

9時過ぎ位から、ツアーガイドと思われる旗を持った人を先頭に、大量の外国人(欧米人が多い)がどんどんと有料席に吸い込まれていく。

この日はいいお天気だったのだが、朝はまだ少し涼しいのに、欧米人はやはり薄着。既にタンクトップや短パンで「寒くないの?」「皮膚が厚いの?」と聞きたくなるような服装で大股で歩いていくt-shirt

さて「葵祭り」。祇園祭りが庶民の祭りであるのに対して、こちらは古くからの貴族の祭りだそうだ。

主役は、「勅使」という男性で「源氏物語」を読んでいる読書家の人ならば光源氏がこの勅使を務め、華麗な舞を舞うシーンが美しい、というそうだ。

もう一人の主役は「斎王」という女性で、元々は皇室から内親王をひとり、神社の巫女へと差し出す為に、台座に乗せて運んでいくのだが、現代では一般女性(当たり前)がその役を務めるので、「斎王」というのだそう。いや~勉強になりますね。こちらはルックスとかで選ぶのではなく、やはり家柄の良い(今年も千宗室さんところのお嬢様だったそう)人でないとだめらしい。

私達は、1時間場所取りをして、こんな平安時代以前からの例祭を再現した行列を見られるのだ。

でも実際始まってみると、なんとなーく仮装行列っぽい。

馬に乗って、立派な装束を見につけている男性のカツラの下の毛が茶髪だったり。

歩いている家来らしき人がウエストポーチを手に持っていたり。

更に、眼鏡をかけている人がやたら多いのも、より「仮装している」感を強めてしまう。

005

003

004 ちょっと阪神ファン風の衣装。

008こちらが「斎王代」の人。よく顔が見えなかった。

015

牛車を引く牛さんは、途中で暴れてしまって、帰りは日通トラックが台座を乗せて帰ったそうですcoldsweats01

お姫様達も、なんだか暑くて大変そう・・・。着物似合ってる人も意外に少ない・・・?

徐々にさめていく私とは逆に、周囲はみな立ち上がってカメラをパチパチcamera

私達の前の兄ちゃん(といっても30代位)は、お母さんと二人で早くから場所取りをしていたらしいが、後ろの方の観光客に「あんた立たれたら全然見えないよ。座ってよ」と注意されてから頭に血が上ったらしく、行列が通る1時間半位ずっと、その文句を言ったおじさんの方をにらみつけ「ほらー他のみんなも立ってるじゃないかー。なんで僕だけを言うんだー。みんなのことも座らせろよー。」と言いながらわざと立って後ろを向いたりしていて、殆ど葵祭りを見てなかったんじゃないかと思う。

「みんながやっているからいいのか、オマエは」とこっちが言いたい位だったが、確かに全体的にモラルは低く、2列目にもかかわらず、後半周囲がみーんなロープをはみだしたり、立ち上がったりであまり見えなくなってしまった。最初に注意事項を放送してたのに。

終わってから気づいたのだが、私のコートの裾は、ずっと後ろの外国人に踏まれていたみたいだしweep

まあとにかく、一度見ればいいかな、というのが残念ながらこの日の感想。外国人はこれを見て「Beautiful!」と思ったのかどうか。

祇園祭りを見た日の、あとあとまで陶酔してしまうような、京の風情は感じることができなかった。

もしかしたら別の日の「流鏑馬」とか、下鴨神社へ入るところで行う儀式を見ればもっと感激するのかもしれないが・・・。

それでも行列が去った後に御所の中をずっと散歩してみたら、本当に緑が綺麗で、気持がすーっと柔らかくなった。

368

御所の中なのに避暑地のよう。

369

桜の枝にちっちゃいさくらんぼが・・。

このあと気を取り直して、めくるめく京都グルメツアーを開始。その詳細はまた明日restaurant

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いまさらですが「おくりびと」

3月頃にはアカデミー賞受賞、DVD発売と、世間の話題の中心だった「おくりびと」。

今週思いがけずDVDを手にすることができた。

英会話の先生が購入したのを貸してくださったのだ。

先生はアメリカ人。ご主人(日本人)と一緒に見て涙が出たそうだ。

「これを見るにはハンカチが必要よ」「日本の伝統的なしきたりや儀式がうまく描かれていて、とてもよかった」とおっしゃっていた通り、とても良く出来ている映画だった。

たまたま1週間位前に、同じ滝田洋二郎監督の「壬生義士伝」を見たところだったのだけれど、なんというかこの監督の作品は、淡々としているように見せかけて、いつの間にか自分もお話しの中に入りこんでしまうような錯覚をおこす魅力がある。

だから、後半になって登場人物に起きる悲しい出来事や、感情の起伏がリアルに伝わってくると、つつーっと涙が頬を・・・ということになるのだcrying

2作品しか見ていないのだが、滝田マジックにかかってしまったというか、全く違うコンセプトの作品で、全く同じように涙がでてしまった。

もちろん主演のもっくん(シブがき世代なもんでcoldsweats01)の演技も素晴らしい。困った顔をしながら、一生懸命目の前に起こることに向き合うところが、やはりピュアなハートを持つ北国生まれの元・音楽家だなと感じさせるから、うまい。

山崎努もあいかわらず良くて、昨年見た「クライマーズ・ハイ」での新聞社社長の役がすごく恐かった(堤真一も「真剣に恐かった」と言っていた)ので、今回は風変わりではあるけれど、暖かい心を持った、山崎努にしてはいい人の役、といった印象だ。

アカデミー賞の時期は、もっくん・広末涼子・滝田監督がずっと露出していたから印象が強いけれど、この作品のよさは前述した滝田マジックと共に、山崎努の存在感と、小山薫堂氏の脚本が素晴らしいからなんだろうなあと思う。

映画の中に出てくる色々な「おくられびと」と「おくりびと」の関係。死者が納棺師の手で「旅立ち」の支度をし終えた時、初めて長年のその人との関係を振り返り、感謝したり、懺悔したり、胸の奥にしまっていた気持をいったり・・・。

英会話の先生は、自分はクリスチャンなので、死ぬ事はキリストのもとで行く事でつらいことではない、という考えがあるから、日本人ほど悲しまないのだ、と教えてくれた。だからその部分ですごく興味深い映画だった、と。

納棺の所作を見る機会というのも、日本人だってそうそうないというのが実際だと思う。

でもこの映画の画面の中で「身近な人との別れ」を見ているだけで、これだけ心を打たれるのだから、自分自身も身近な家族や、今まで出あった人達への気持を、時には確認しとかなきゃいけないんじゃないか、と思えてくる。

かけておけば良かった言葉を、亡骸に向かって投げかけるのはせつないですからねweep

まあ急に「今までありがとうね」なんていうと「何言ってんの、まだ死ぬわけじゃないのよpout」とか言われるかもしれないけどdelicious

326

←日曜に、淡路夢舞台の温室で「ウィーン花物語・ハプスブルグ家の優雅な庭」イベントをやっていました。ホントに優雅shine

| | コメント (4) | トラックバック (0)

夜の空を見上げてみると。。。

昨日は英会話だったので、夜8時頃家に帰ってきた。

自転車を止めようとして、マンション敷地内の駐輪場に向かってするすると走っていくと、何故かうちの相方君が外に立っている。そしてじっと空を見上げているのだ。

どっどうしたの?何か悩みでも?それとも・・・?と慌てながら「たっ、ただいまsweat01」と近づいていくと、「ほら」と空を指差された。

空には、ゆーっくりと動く星のようなもの。「国際宇宙ステーション」なのだそうですnight

徳島の空からは、この日ちょうど8:06頃が一番よく見える時間だったんだそう。たまたまそれを知って急いで外に出てきたというのが実際だったみたい。いや~驚いたよcoldsweats01

普段天体観測に興味があるわけでもないけれど、さすがに生で(といっても遠~くに)見ると感動する。

だってあの星のようなものに若田さん達が乗っているんでしょうwobblyあんな上空に人を乗せた乗り物を打ち上げるのもすごいし、乗っていく宇宙飛行士もすごい勇気。

しばし見入った後、だいぶ長い軌道を描いて遠ざかっていったので「若田さーん」と小声でつぶやき(住民の皆さんに迷惑なので)手を振ってから部屋に入ったのであったconfident

<今日の花壇>

最近、毎日アゲハ蝶がやってくる。蝶はちょっと苦手なのだが、毎日やってきてうちの花の間をひらひらと飛ばれると「同じ蝶なのかな?」と知りたくなりますねdelicious

322_2 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

佐藤多佳子「一瞬の風になれ」に清涼感を感じた

今日は夏の日差しですsun

朝、お花に水と肥料をやっている時も、背中に暑い太陽を感じるようになって・・・とうとうやってきたか、という感じのジリジリ感。

そうだ、黒い服って太陽の光を集めちゃうんじゃん・・と小学校の理科を思い出した時には、既に背中がポカポカとホカロンを背負ったようになっていたcoldsweats01うーん気をつけないと、紫外線もwobbly

ゴールデンウィークの間は、本を読む時間も殆どなかったのだが(遊びすぎ)、終わってからの数日で、図書館から借りていた本を全て読み終わってしまったbook

そのなかでも、全3巻を読み終えて、終わってしまって寂しいような、でもすごく充実感のあるようなそんな小説がある。

佐藤多佳子の「一瞬の風になれ」というのがその作品だ。

2006年の本屋大賞に選ばれたので、その時に作品名を知り、いつか読もう、いつか・・・と思いつつ、「高校生の部活が舞台の青春小説」とあと回しにしてしまっていたもの。

ところが最近、すごい事実が判明・・・といっても個人的なことなのだけれど。それは、この小説が、私の母校の陸上部がモデルになっていると知ったからshine

実際にはモデルというより、作者の佐藤さんがこの小説を書くために3年に渡って取材した「県立高校の陸上部」というのが、私の出身高校だったという事なのだけれど。

読んでみると登場人物達の通学路から、校庭の様子から、試合で行く運動場から、乗る電車から、マクドナルドまで、全部手に取るようにわかる懐かしいところばかりweep

私は吹奏楽部なので、陸上部がどれくらい強かったのかもあまり知らないのだけれど、小説を読みながら、ここまで「絵が浮かぶ」状態でお話しを追うことができるのは新鮮な経験だった。

ただし、この小説、こんな個人的な思い入れがないとしても、部活をやった事がある人、何か運動に打ち込んでいた人、にとっては「読んでよかった」と感じるお話しだと思う。

この本は、主人公の神谷新二君の一人称の語りでずーっと展開していく。そして全3巻、これは新二君の高校3年間であって、陸上素人の新入生から、成長してアスリート魂を持ったキャプテンとなり、後輩を育てたり、リレーチームをまとめたり、奮闘しながら大きなものをつかんていく様子が、躍動感ある文体で描かれていく。

主人公は本当に「君はいい子だ!」と言ってあげたくなる程、まっすぐな少年なのだが、他の登場人物もひとりひとりとてもいい存在感をはなっている。

運命の親友といってもいい天才スプリンターの一之瀬連君や、熱い心を持った顧問の先生、Jリーガーになった憧れのお兄ちゃん、子供達をあったかく応援し続ける両親、言葉のひとつひとつに信念のある先輩、才能があるのに問題児の後輩、とそれぞれが新二君の3年間に入れ替わり立ち替わり関わって、そしてみんなが新二君を囲んで深い絆で結ばれていくように見える。

ただダラダラと高校生活が描かれているわけではないのは、「100m×4リレー」が特別思い入れのある競技として出てくるからだろう。

昨年の北京オリンピックでもとても感動的だったこの競技。浅原選手がバトンを投げ上げて高原選手と抱き合ったのには思わず涙したなあweep

個人のタイムよりもチームワーク(バトンパス)が結果を決める程、フィールド競技の中では特殊なものだそうだが、どのように練習をし、どんな要素が記録を伸ばすのか、作者の取材の賜物だと思うが、事こまかに練習の様子が描写されていてとてもわかりやすい。

読後の清涼感は、最近読んだ小説の中でも特別強いものだったし、陸上競技そのものにもかなり興味が湧いてきた。

そういえば先週、スポーツニュースで陸上女子のリレーがすごい記録を出したとテレビでやっていたなconfident

いつも団体競技ばかり応援しているけれど、これからは織田裕二並に陸上を熱く応援しよう、と思ってしまった単純な私ですflair

| | コメント (2) | トラックバック (0)

高知に負けてる?朝市の人出にびっくり。

GW最終日からずっと雨続きだったのが、今朝やっと上がり(といっても曇り)、久しぶりに家中を掃除した。

殆ど毎日出かけていたけれど、やっぱり5人の大人が布団引いて寝たり、テーブル囲んで飲んだりすると埃だけはたまるのね。

掃除を終えてすっきりはしたのだけれど、これはこれでまた一抹の寂しさがthink

ところで昨日の高知の話しの続き。

いの町から高知市内まで車でやってきた私達は、路面電車のうしろを(つまり線路上を)走行したりしながら、中心部へ向かった。線路上=道路でもあるため、ドキドキしながら注意深く走るrvcar

この路面電車の行き先はいくつかあるが、「ごめん」行きというのがあるらしく、先頭車両の前面に「ごめん」と書いてある電車があるという。残念ながら実際に見ることはできなかったけれど、確かに駅に「ごめん方面」とか書いてあったhappy01路面電車のある町ってレトロ感があっていいなあ。何故四国では徳島にだけないのだろう。

楽しく走っているうちに、だんだん交通量がすごく多いことに気づき、市内の駐車場の満車マークがずいぶんと点滅していて車が止められない。

ふと見ると、どの歩道も人がたくさん歩いているし、車も県外ナンバーだらけだ。しばらく走ってやっと駐車できたのだが、降りて歩き始めてみると、まあすごい観光客。高知の朝市はすごく大きい露天市だと聞いていたけれど、もう人・人・人で大変sweat01

320

全長1.3kmもあるそうです。その数500店舗。すごいです。

本州からやってきた人たちはさぬきうどんや道後温泉だけでなく、高知にも来ていたんだねー、徳島の朝市の50倍位人がいるよ~coldsweats01とちょっと悲しくなる。まあここは全国の観光でも有数の大規模な朝市だから・・・。

私達も早速そぞろ歩いてみる事に。大体は徳島と同じようなものが売られているが、やはり南国土佐。マンゴーとか鯨、そして鰹。それから最近話題の「徳谷トマト」。柑橘類も少し徳島と違うなあ。

徳谷トマトは、テレビでも見たとおり、しっかりした味の濃厚なトマト。甘いけれどトマトらしい青っぽい味もする。冷やして丸かじりするのに最高だ。

それからヒットだったのが、「小夏」という小さい柑橘類。見た目がグレープフルーツっぽい色なのだが、皮を薄くむいて(白い綿の部分は残す)、房に分けて食べるという、市場のおばちゃんの指示通りの方法を遵守すると、とてもおいしい。文旦なんかに比べると大きさの割りにちょっといい値段なのだが、すごく気に入ってしまったfullmoon

その後も露天のおばちゃん達の土佐弁を耳にしながら(ホントに「~するきに」と言っているの)、鰹のタタキを食べるために「ひろめ市場」へ向かう。

ここは市場といっても建物の中にある屋台村という感じ。鰹のタタキの専門店ももちろんあるが、カレーやお好み焼き、たこ焼きといった普通の飲食店もたくさんあり、たくさんあるテーブルはもう満席状態。

見る限り観光客だけでなく、地元の人たちの休日の外食風景だ。ビールを飲む父ちゃんと子供3人がわいわいと餃子を食べていたり、一角にちょっとこじゃれたバー(映画「カクテル」風)カウンターがあって、そこには骨董品のような(失礼!)老人が数人指定席のように座って飲んでいたり・・・ここは東南アジアなのか?と感じてしまうほどの熱気と人混み。

結局ひろめ市場内にある鰹の店「明神丸」は長蛇の列で、次に食べられるのは16時半だよーと言われてしまった。トホホ。

でも近くにある皿鉢料理の店「本池澤」で、「塩カツオ定食」を初体験。う~ん美味shineカツオの味が舌にそのまま伝わってくる。これが昼食じゃなかったら絶対日本酒をあわせないとバチがあたる、という感じ。

321

それにしてもこのあたり、よさこいの時期は当然ものすごい人なんだろうけれど、この日もすごい活気で、シャッターが降りている店はあまりない。それにルイ・ヴィトンの単独店舗もあるじゃな~い。

我が来客達も、初日に徳島の商店街を見ているので、さすがにこの差には気がつく。他人毎ながら「このままじゃいけないよね。何とかしないと徳島」的な雰囲気になり、しばし「どうやったらこのように観光客をよべるか」の話し合いをしてしまったのであったhappy02

このあと行った桂浜も、行き着くまでの道のりは大渋滞。車中でずっとCDに合わせてアラフォーソングを合唱していたけれど、それでも相当かかった。

日頃、地域経済のニュースとか雇用統計とか聞いている限りでは、徳島>高知、と思っていたけれど、観光では完全に高知>徳島なのだった。あらためて痛感。

さすがに翌日は、「これではいけない!」と、徳島ラーメンやひょうたん島クルーズ(というのがあるんです)、阿波踊りなど精一杯の徳島観光をプレゼン?し、何とか徳島の印象をよくして帰ってもらおうと頑張った私達夫婦run

このクルージング中、橋など色々な場所から町の人が人懐こく手を振ってくれたり、偶然橋から釣竿をたらしていた少年が大物を釣り上げていて、ボートを止めて拍手してあげたり、何の魚か聞いたりと、ほのぼのした交流もでき、夜の阿波踊り(阿波踊り会館で鑑賞)に感動してもらったりして、少しは「徳島もいいじゃん」と思ってもらえたかなあと今は思っているのだけれど・・・。

数日間、密度の濃い大人の休日(でも子供みたいな休日)を過ごし、彼らはまた12時間かかって東京へ帰っていった(ホントにタフです)。そして昨日からもう満員電車にもまれる人に戻っているのだ。

私もお休みモードを抜け出して、背筋を伸ばし何かしよう、と決心する金曜の午後でした。でもまた明日は休みなのねdelicious

| | コメント (6)

GWに仲間がやってきた。「いの町紙こいのぼり」へ。

楽しいGWが明けるを待つように昨日からじめーっとした雨sprinkle

テレビを見る限り、今年は高速道路上で長~い1日を過ごした人がかなり多かったみたいですねrvcar

我が家にも、待ちに待った来客が16時間かけてやってきた。仮眠休憩なしで・・ですよwobbly

神奈川から徳島までの間、夜中走って(そして詰まって)16時間。御殿場までまず30km位渋滞し、それから京都南辺りから宝塚東トンネル抜けるまで40km以上、う~んサバイバル。今は便利なもので都度携帯にメールや電話で「ここにいます~」と報告してくれるけれど、待ってることしかできない私達も一緒に疲労してしまう程の道程だsweat01

結局前日pm9時半頃出発し、翌日pm3時半頃やってきた彼ら。鳴門の渦潮を見るのに寄り道をした以外はひたすらドライブ・・・大変だったねえと再会を喜びつつ労をねぎらう。

でもみんな予想以上にタフでした・・・この夜、徹夜の人に飲ませても大丈夫かなと思いつつ、歩いて海の幸のおいしい海鮮居酒屋へ連れて行ったのだfish

3人とも睡眠不足をものともせず、めずらしいメニューを次々に頼み、徳島の焼酎(鳴門金時とかすだち酎)もどんどんたいらげていくではないかbeerお魚おいしいと喜んでくれるのは、何よりの嬉しい言葉だ。

この日はさすがに一瞬のうちにみんな寝入ってしまい、それもおもしろかった(だって小学生みたいconfident)のだけれど、しっかりリセットして翌朝元気に起きてきたみんなはさすが都会人。疲れをとるのが早いわーcoldsweats02

2日目は、高知へ行くことにしていたのだが、いつもの日曜のように朝市に寄って、朝ごはんを調達することにriceball

地方の朝市の雰囲気を味わってもらう位のつもりが、結構念入りに見て回り、各々買い食いをし、車中でのおやつやらフルーツやら、5人もいると好みも色々だ。5人とも飲む人なので、おいしい空豆・新わかめを見つけると→夜はビールshineのような連想ゲームも展開。何故か車中の朝食にわかさぎのフライとかイカ天がエントリーしている。

高知までは徳島道→高知道と、ずっと高速でいくのだがどうも大して混んでいないのだ。

四国内で混んでいるのは高松道だけみたい。やはり讃岐うどんに魅かれて?徳島は通過するだけ?とちょっと寂しい気になったのだが、本当に寂しい気持を味わうのは、このあと何時間かあとになる。

今回私達が高知に行く目的のひとつに『仁淀川』というところで行われる『紙こいのぼり』のイベントを見る、というのがあった。

川の上に、ずらっと鯉のぼりを吹き流すイベントは今や全国色々な川で行われているけれど、仁淀川のある「いの町」は土佐和紙の町。1000年以上の歴史を持つという丈夫で綺麗な和紙(不織布)で作った紙こいのぼりを、何と川の中に流すというのだ。

319 318

橋の上から眺めてみるとこんな風にたくさんの鯉が!

このお祭りも、鯉のぼりも、町の人たちの手作り感が満載。紙とは思えない頑丈さで、3日間位水の中をすいすいと泳いでいるらしい。全部で350くらい流してあるのだが、よく見るとひとつひとつに重しのようなものが紐でつけられている。

これは準備するの大変だっただろうな~と感心。それにも増してこの発想に何だかとても癒されたhappy01

高知に和紙の生産地があると知らなかった。高知市街までは車で20分くらいだっただろうか。鯉のぼりを満喫した私達は、初ガツオを求めて高知へ移動することにした。

高知へ着いた途端、ものすごい渋滞と、駐車場満車マーク、そして高知日曜市の人の多さに圧倒されることになる。徳島の10倍位人がいる・・・この差は一体?

長くなったので続きはまた明日。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

どんなGWになるかな?

ここのところ毎日掃除・物の整理・季節の物の入れ替え・・と、家の中でわしわしと動き回っている。

明日から嬉しいお客様達がはるばる神奈川→徳島まで車でやってくるのだrvcar

このメンバー、我が家の二人共が昔過ごした職場仲間なのだが、ずいぶん付き合いも長く、昔からスキーやらBBQやら支店旅行やらオフでもかなり活発に遊んでいたので、今では「高校の部活の仲間」のような気の知れた仲間(先輩もいるんですけど)という感じ。

年に数度でもこういう来客があると、前からやろうと思ってた家具の移動とか、畳んであるダンボールの処分とか、色々進んでいいんですよねcoldsweats01

私なんて、今は家にいるのだから普段からやっておけばいのだけれど、なかなかやらない・・・気になって時々タンスの脇に差し込んであるのをチラ見するのに・・ついやらない。

こんな時にまとめてドバッと処分して「あーすっきりしたhappy02」と爽快感を味わったりするのが毎度のことなのだ。

今朝はとうとうNEW洗濯機も到着して、ますます爽快感が盛り上がるshine

312

ようこそ日立ビートウォッシュさん。無事初仕事を終えました。

我が家には応接間なんてものはないので、サイドボードの上を綺麗にお掃除してディスプレイを直す。今お気に入りのリアドロさんが春らしい感じになったtulip

317

結構張り切ったので、手がガビガビに荒れてしまったのだけれど、嬉しい事に連休を前にいくつかの花が新たに咲き始めた。わーい。これはよい歓迎になりますね~notes

313

これはハーブゼラニウム。葉に触るとホントにいい香りなんですよ。

314

3月に小さい苗で買ってきたデルフィニウム。大人っぽい青ですね。

315

これは相方君が頑張って育てているクレマチス「シルビア・デミー」

それにしても「水曜どうでしょう」の向こうを張りそうな数百キロのハードツアー。事故なく無事に到着してほしい。

こんな風にいつまでも付き合える仲間がいる事がとっても嬉しいし、まさかこのメンバーで四国を旅する事になるとはなぁと、時の流れも実感する。

だって昔は相模川でバーベキューするだけでも大イベントのように計画していたもんねdelicious

着いたら徳島のおいしいものをたくさん食べさせてあげたいと思いますfish

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »