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「すいか」の世界にまたハマってしまった。

先週まではまっていたオリンピック観戦と共に、うちではもうひとつのマイブームがあった。それはドラマ「すいか」のDVDを観ること。

このドラマは日本テレビ系で7年程前に放送されたもので、私自身はこのドラマの熱烈なファンだったが、話題性とか視聴率ではさほどメジャーではなかったように思う。

主演は小林聡美。そして友情出演のキョンキョンに、主な登場人物がもたいまさこ、市川実日子などの「かもめ食堂」メンバー。何といっても大注目は浅丘ルリ子と白石加代子(藤原竜也君のデビュー舞台「身毒丸」で有名な舞台女優さん)の連ドラ(しかもコメディ系)出演。途中から女刑事の片桐はいりも出てきちゃうし

これにハマる少し前、あまりにも冬が寒いので(当たり前だけど)、少し常夏の雰囲気を味わおうとTSUTAYAで映画「ホノカア・ボーイ」のDVDを借りてきた。
お話しそのものはまあまあ、というか、若干倍賞千恵子とイメージが合っていない気がしてしまったのだが、ハワイ島の空気感が素晴らしく伝わってきたことと、毎日倍賞さんが作るお料理が本当においしそうだったことで、何となく癒された気分になった

特に私は何度も登場する「マラサダ」という一見ミスドのシュガーレイズドに似ているお菓子に興味深々。どこかで食べられないか、作るにはどうすればいいのか、とおやつを待つわんこのようにうろうろしてしまった

かもめ食堂は既に何度か観ているので、何か別のもの・・・と相方君がどこかから見つけてきたのが「『すいか』のテイストはほぼ『かもめ』とおんなじらしい」という情報。
確かに出演者やドラマの進行モードから考えると似ているかも・・・だがそれほどだったかな?と思い早速借りてきた。

2週間にわたって全10話を制覇
毎回登場するハピネス三茶(という名の下宿屋)の食卓シーンのなんとおいしそうな事
そもそもみんなでわいわい食べてるのが幸せそうというのもあるが、当時観ていた時よりも大きいテレビで観ているせいかお料理や食器、細かいツールまで結構こだわっていたドラマだったんだ~ということがあらためてわかってすっごくおもしろい

土曜夜に放映されていたからか、その頃はひとりで部屋で観ては、小林聡美演じる「人生変化の少ないままに最古参になってしまった信金OL」早川基子が時々見せる考え込むシーンに感情移入しがちだったけれど、今回はまた少し違った目線。
年齢も職業も違う心の優しい女性達の、お互いをいたわりあう言葉・言葉・言葉。
特に浅丘ルリ子演じる教授は、少女の様なピュアさを持ちながらも年齢相応に経験してきた辛いことから得た「乗り越えるコツ」みたいなものを優しい言葉で伝えてくれる。

単位をもらえなくて死んでやる~と大騒ぎをした加藤夏希演じる学生に、「生きるということは楽じゃないの。私だっていやになることはあるわ。でもいやなことだけでもないのよ。人間がもってなきゃいけないのは生きようとする『意思』なの」とあの大きな眼をうるうるさせながら語る最終回はとっても素敵だった

ルリ子様のこの語り口、女性上司のお手本にしたいくらいだわ、と思う位ソフトさと厳しさのブレンド具合が絶妙。他にもこの教授の言葉で小林聡美もともさかりえも涙を流してしまうのだが、意外にも、教授の心のよりどころは、市川実日子演じる下宿屋主人ゆかちゃん(大学生)だったりする。

今回初めて知ったのだが、このドラマの脚本は、「やっぱり猫が好き」の後半を三谷幸喜から引き継いで書いた人達らしい。
この手のドラマは、ゴールデンタイムに作るのは結構難しい(特にフジなんかはムリ)のかもしれないけれど、小説読んだり映画観たりしなくても、心に残るようなセリフがちりばめられているドラマってすごくいいなあ・・・と。
お母さんの胃がん手術の一件なんて、ホントにリアルな母子の会話で、最後にほろっとさせられて、2回観てもぐっとくるドラマだった。

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ところで、「すいか」やオリンピックを見ながら頂いていたのは・・・京都で買った「キンシ正宗」
生酒なので、スコンと王冠を抜いたあとは、サイダーのような蓋に付け替えて保存します。持ち手もついてて「ほら飲め!」って感じですね。

実は酒蔵(堀野記念館)も見学してしまい・・・
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「灘のお酒は六甲の水なのでどちらかといえば硬水に近く、この辺り(京都)の水は軟水。灘はキリッとした「男酒」、京都はやわらかい口当たりの「女酒」と言われています」と教えてもらった(両方好きです)。
教えてもらうと当然買ってしまう。この瓶を抱えてそのまま錦市場に行き、偶然にも絶品のあん肝や玉子焼きと出会い夢のコラボレーション

冬は冬なりに楽しい過ごし方があるものなのですね。

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コメント

「すいか」大好きでした~!!!
小林さんと白石さんの絶妙な間の親子の会話がとても好きだったなぁ
そして、ルリ子さんの言葉、私もすっごく印象に残ってます
彼女だからこその説得力というか、一見、すごくクールに話しているのに、気持ちの熱さが見えるというか・・・
本当に素敵な女優さんですよね
そして、所々で現れるキョンキョン(銀行員姿の冴えないキョンキョンも可愛かった)や、市川さんのとぼけかた、ともさかさんのちょっとダメな感じとか、いい感じに現れる高橋克美さんとか。
わぁ、どんどん思い出してきちゃいます
これは、私もDVD借りてこなくっちゃ思い出させてくれてありがとうございます

投稿: acco | 2010年3月 5日 (金) 13時15分

accoさん、こんにちわ!やっぱりお気に入りですか~
好きな世界観がまた同じとわかり嬉しいです
これを観ると、すいかを始め、夏のおいしい味覚が食べたくなるのですが、同時に「一度ハピネス三茶に下宿してみたい!」と猛烈に思いますよね
ともさかりえも高橋克実もホントいい味出してますし、一番可愛いルックスのキョンキョンがあの役回り、というのが最も意外ですっごくよいんですよね~とまた思い出してにこにこしています。

投稿: ソックスモンキー | 2010年3月 8日 (月) 11時04分

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