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2013年4月

『運命の人』を読む

急な寒の戻りで週末はあせりましたねーwobbly
今日は日差しも復活して、ちょっとホッとしながらお花を眺めたりしてtulip

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さて今日は久々の本の感想を。
図書館で偶然見つけた山崎豊子の『運命の人』。

山崎豊子の長編小説は大体どれも読んだけれど、まさか80歳を過ぎてから新作をお書きになるとは思わなかった。

そして人というのはいじわるで、すごいすごいと言われるものに対してはそんなピカピカな筈はない、とあれやこれやと悪口を言い始めるもの。

この作品についてだって、本当にあの年齢で本人が書いたのかとか、盗作疑惑があるとか、実際の事件(『西山事件』)とあまりにも違うウソばっかり、だとか先に色々耳に入ってきちゃった(ナベツネの文句には笑った)coldsweats01

しかし好きな作家の小説を読んで題材となった歴史に興味を持つというのは、私みたいに歴史科目が苦手な人にとってはすごくありがたいきっかけになるのだconfident

とまあ長い前置きはこれくらいにして、この作品は昭和40年代の沖縄返還協定の裏に隠された日米のお金に関する「密約」を暴いた記者のお話し。

正直、沖縄返還自体は子供ながら相当なインパクトで記憶に残っているけれど日米で交わされた密約って?というのが私の認識レベル。
難しい部分もあったけれど、読んでみてわかった事は、戦後20数年経った時点でも、アメリカからはあいかわらず占領国と見下され決して対等な外交交渉はしてもらえてなかったという事がひとつ。
そして東京に住む政治家や官僚などの偉い人たちにとって、沖縄の住民達というのはあまりリアルな存在ではなかったのではないか、という事。
アメリカが返還のために地権者(日本人)へ払うお金を、裏で日本国家が負担していたという400万ドルの件。つまりアメリカは負担なくケリをつけられるよう裏工作をしたって話し。
他にも地元の人たちに信じられない程不利な条件で広大な土地を今までも貸してきたっていうエピソードも。
まるで恐い地上げ屋さんだか乗っ取り屋さんと手を切るのに身銭を切ったという話しみたいだbearing

新聞記者である主人公が国家機密の情報を入手するために、女性事務官に罪を犯させてまで書類を手に入れ、逮捕され、裁判になって・・・と、ドラマのような真実がベースになったストーリー展開が中心なのだけれど、まあその部分は『西山事件』の事や『実録・沖縄密約』みたいな事を書いた他の読み物でも知る事はできるのだろう。
私が何より読んでよかった、と感じたのは、物語の後半、有罪になった主人公が沖縄に世捨て人同然の状態で移り住み(この設定はフィクション)、命を助けてもらった土地の人と心を通わせるようになってから沖縄の生の歴史話しを聞き取っていく部分だった。
沖縄での地上戦の事は、たまにはドラマ化されたりNHKのドキュメンタリーでその時の様子を語る人が出演されたりするが、この小説の第4巻(最終巻)を読むと、「さとうきび畑」の歌に出てくる家族のような人たちが終戦後も全然終戦していなかったんだ、という事を知りショックを受けた。
終戦を知らされないために逃げ続ける沖縄の人たち、なかなか降参しない日本人にどんどん攻撃をエスカレートさせる米兵たち、その結果ドキュメンタリーなどで見るよりもっともっと恐い思いをして親戚全員の中でひとりだけ生き残った子供や、終戦直後に訳もわからないまま自分のすべての資産を取り上げられてしまった地主たち、母が米兵にレイプされた為に生まれたという自らの出自を呪いながら生きる女性などが大人になって、主人公に対して個人の歴史を語り、新聞記者としてかなりの知識があると思っていた主人公はその事実の悲惨さに愕然とする。
それを読んだ私自身も軽々しく沖縄の歴史を知ってるなどと言ってはいけないのだと思い知らされた。
自然災害だってそうだけれど、悲劇を語りたがる人は少ない。
でもどんなに我慢しようと思っても我慢にだって限界はあるし、かといって基地がある限り、いつもその歴史を思いださなければならない。
基地移転の問題について、果たしてどういう意見を持てばいいのか、色々な人の色々な主張を聞く度に「難しい・・・」という感想しか言えないふがいない自分だけれど、沖縄はたくさん国の犠牲になってくれた人たちの大切な土地なんだ、と今まで以上にきちんと考えてあげなきゃいけないな、と思った。
そしてやっぱり映像で入ってくるよりも、文章から読み取る方がよほどリアルに想像ができ、心に強く印象が残るのですね。
本、もっと読まなくちゃbook

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試験が終わって張り切りすぎると・・・

土日は大学の試験だったので、早朝あの地震で目が覚めてからまたちょっと寝て、電車のダイヤが相当乱れていると知って予定より早めに出かけて、試験会場で知り合いと出会って・・・などという事をしているうちにあっとういう間に一日が終わった。
そして実際うちはそんなに揺れたわけではなかったのだが、兵庫という事で安否を気遣うメールを何人もの友人たちからいただいた。ほんとにありがたいことですconfident
確かに淡路島の被害を映像で見ると、阪神淡路大震災の事が頭によぎりますね。
余震だってないとも限らないし、いまいち土地観というものが育たないまま暮らし続けている阪神間のどこにいる時に被災するとも限らないのだ。
いつもちゃんと注意深くいなきゃ、携帯はいつも充電して出かけなきゃ、飴とかちょっとは持ってたほうがいいのかな、それじゃ本物の大阪のおばちゃんかなどと頭の中をグルグルさせてみると、防災への備えについてちょっと意識が離れていたことに気づく。
あんなに大変なことがあったのに、自分にはないと思い込んでいるsweat02反省しきりの週末であった。
とにかく試験はそんなバタバタの中無事終了し、月曜日は快晴sun
カラっと晴れた日にずっとやりたかった事・・・一段落したらやろうと思ってた事を思いっきりやってみた。
それは靴箱の衣替え(日本語違ってる?)boutique
ブーツもさすがにもうはかないだろう。それにローファーだってダーク系よりは少し明るい色を履くようになるだろう。
しまう時にちゃんとお手入れしておくと、翌年のその季節に何と気持ちよく履くことができるか、を実感していたため相当真剣にやった。
ベランダに置いてある、銭湯の洗い場にある椅子みたいな小さな組立椅子に座りこみ、お手入れする事約1時間半。
もちろん自分のだけでなく相方君のものもあるので、汚れとってクリーム縫って乾かして磨いて・・を繰り返してたらこれくらいの時間はかかってしまうもの。
これから履く分にも防水スプレーをしたりクリームを塗ったりして全ての靴を靴箱に収納した時点で、「やったぞ~私はやり遂げたぞ~」と叫びたい位の達成感に浸ってしまったhappy02
玄関も心なしかすっきりしたような気もするし、明日から春らしい靴を履いてどこへ行こう~などとルンルン(←死語)していられたのはその日だけ。
次の日、私は全く手が上がらない人になっていたgawk
知らず知らずのうちにものすごく腕を使っていたのですねsweat01
これが噂に聞いていた五十肩の始まりじゃ・・・・と思う位だったけれど、まあごしごし磨くときに動かした、あれのやりすぎというかbearing
いやあ驚いた。そして冬の間見ないふりをしていてすぐ掃除してやるぜ~と思っていた作業もあるけれど、これは立て続けにはできないな~という事が判明した。
もうしばらく見ないふり、続けちゃおーっとsmile

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スノーフレーク(スズラン水仙)今年も清楚にshine

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カロリーナジャスミン。香りがありますnotes

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今日は気持ちのよい朝に。

新しいパソコンと、このブログを書いているココログの相性が悪いらしい・・・。

今日もこれで3度目の書き直し。なぜか書き終わって保存ボタンを押すとしばし固まった末に全部消えてしまうwobblyあ~いらいら。

しかし半月ご無沙汰しているんだからこんなことにめげてはいけないのだ。って、この1文書くのも時間の無駄なのだcoldsweats01

今朝は、朝からキョンキョンがあさイチに出演していて、誰にも真似できない「語れるアイドル」として、色々うなづける素敵トークを披露していた。

40代になっても素敵にいられるには・・・の視聴者の問いに、10、20、30代にたくさんあった苦しい事から逃げずにひとつひとつ向き合って何とか解決してきたから・・・と答えるキョンキョンは、苦労人にもバリバリ仕事をこなしてきた才女キャラにも見えない。

でも私などは、そんな言葉を勝間和代に言われるよりは、昔と変わらぬ甘い声でキョンキョンから言われた方が、素敵だな~なんて思ってしまうconfident

学歴とか仕事とか関係なく、たくさん本を読んでたくさんの人と出会ってきた女性には、人生後半戦に圧倒的な魅力が備わるものなのかもshine

さて、そんな風に画面を通して同世代女性に魔法をかけるキョンキョンに見とれていてはあっという間に午前中が終わってしまうsweat01

こんないいお天気の日は、掃除・洗濯も機嫌よく済ませて、あとはベランダへ。

今年も素敵な春のベランダができましたtulip

試験終わったら絶対ベランダでお茶飲むぞ~cafe

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開花中の花が勢揃いflair

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チューリップもtulip

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春の寄せ植えheart02

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