テレビで見たお芝居「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき」
まだ引越し屋さんからダンボールをもらっていないので、家族や友達からの「今頃はダンボールにうもれて作業大変だろうに」という心配の声を裏切り、主に電話連絡やら家の中で目につく「前々から整理しておこうと思ったもの」(←何故いままでやらなかった!)を整理したりしているところだ。
昨日は英会話も来週で辞めます、と言いに行き、ついでに手続きの事を聞いたりしたのだが、やっぱり短いここでの生活の中でも英会話の先生&仲間との出会いは結構印象深くて、去るのがすごく残念。それに英語の小説もまだ超前半しか読めていないのに返さなければならないし・・・。
最後の日には、先生に何かお礼のメッセージを添えて本を返そう、と思いついたのだが、英語の手紙ったって・・・カードさえ書いたことないじゃん!どれだけ時間かかるだろうか
実際机に座って英文考えてる場合じゃないよな・・・と葛藤しています
未熟な私。
一方、相方君はお仕事があるわけで、今週は新しい職場に行く為関西へ。
私は2日ほど一人でお留守番だった。
一人って、なかなか夜寝ないんですよね。何か急に以前録画してあった番組を見だしたり、深夜番組をだらだらと観てしまったり![]()
その中で、NHK教育の劇場中継という番組で最近放送された「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき」というお芝居。
新聞でその評判は読んでいたので、早々にテレビで見られてラッキーだなあと、ちょっとワクワク。
出演者は、渡辺えり・小泉今日子・蒼井優・村岡希美の4女優のみで、演出は俳優の生瀬勝久との事で、これは結構チケット取れない公演だったんだろうなあ。
村岡さんは失礼ながら名前を聞いても??の女優さんだったのだが、これがまたベストのキャスティングというか、役そのものなんじゃないかと思わせる存在感だった。
小劇場で、少ない女優さんだけで、こんなにくすくす笑いながら見られるお芝居というのも珍しい。
一番の理由は、もちろん圧倒的な渡辺えりの存在感なのだが、時に見せるとっても怖い顔、深刻な顔と、「4頭身」で笑いをとっちゃう天然おばちゃん系の顔とのバランスがホントに素晴らしい。もともと大好きだが、もっと大好きになった。
キョンキョンはやはりキョンキョンなので、演劇ファンからすると物足りなさがあるのかもしれないが(小柄だし声も小さいし)、あのどこから見ても可愛らしい容姿にもかかわらず、役をもらえないのに女優のプライドは捨てないちょっとすれた感じの女優さんという雰囲気がよく出ていて、色々な映画の作品で磨いてきた演技力が生きてるな~と感じた。
それにキョンキョンと渡辺えりが並んで何かやってると、見た目だけでも可愛い漫才コンビみたいでおもしろいのだ![]()
そして何といっても蒼井優ちゃんはすごかった。
彼女はすっごく大きい声が出るのですね~。
おそらく精神を病んでしまった若い女優さんとして、真っ白な寝巻きのような服を着て、大きな枕を抱えて、ほわ~っと登場してきたものの、途中から取り付かれたように、チェーホフの芝居のセリフを叫び続けるシーン。
汗を1滴もかかず、あのちょっとにんまりした目のまま、夢の中にいるような表情で、病的に主役を譲れと、主演女優にせまるシーン。
前からいい女優さんになりそうと思っていたけれど、舞台も充分できる子なのね。
声もいいので、ますますファンになってしまった![]()
このお話しの題材は楽屋であり、女優であるけれども、この小劇場に観にいった女性の大半は、きっと働く女性として感じ入った部分がセリフの中に多々あったと思う。
特に、もうぎりぎり限界でも主役を渡さないアラフォー女優の本音のシーンにはぐっとくる。
どんなに歯を食いしばってても、毎朝ちゃんとメークをして、昨日と違う服を着て、パンプス履いて仕事に向かう女性・・・女性ってそういう生き物なんですね。
アメリカンブルーです。
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