映画・テレビ

テレビで見たお芝居「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき」

まだ引越し屋さんからダンボールをもらっていないので、家族や友達からの「今頃はダンボールにうもれて作業大変だろうに」という心配の声を裏切り、主に電話連絡やら家の中で目につく「前々から整理しておこうと思ったもの」(←何故いままでやらなかった!)を整理したりしているところだ。

昨日は英会話も来週で辞めます、と言いに行き、ついでに手続きの事を聞いたりしたのだが、やっぱり短いここでの生活の中でも英会話の先生&仲間との出会いは結構印象深くて、去るのがすごく残念。それに英語の小説もまだ超前半しか読めていないのに返さなければならないし・・・。
最後の日には、先生に何かお礼のメッセージを添えて本を返そう、と思いついたのだが、英語の手紙ったって・・・カードさえ書いたことないじゃん!どれだけ時間かかるだろうかsweat01実際机に座って英文考えてる場合じゃないよな・・・と葛藤していますcoldsweats02未熟な私。

一方、相方君はお仕事があるわけで、今週は新しい職場に行く為関西へ。
私は2日ほど一人でお留守番だった。
一人って、なかなか夜寝ないんですよね。何か急に以前録画してあった番組を見だしたり、深夜番組をだらだらと観てしまったりbearing

その中で、NHK教育の劇場中継という番組で最近放送された「楽屋~流れ去るものはやがてなつかしき」というお芝居。
新聞でその評判は読んでいたので、早々にテレビで見られてラッキーだなあと、ちょっとワクワク。
出演者は、渡辺えり・小泉今日子・蒼井優・村岡希美の4女優のみで、演出は俳優の生瀬勝久との事で、これは結構チケット取れない公演だったんだろうなあ。

村岡さんは失礼ながら名前を聞いても??の女優さんだったのだが、これがまたベストのキャスティングというか、役そのものなんじゃないかと思わせる存在感だった。

小劇場で、少ない女優さんだけで、こんなにくすくす笑いながら見られるお芝居というのも珍しい。
一番の理由は、もちろん圧倒的な渡辺えりの存在感なのだが、時に見せるとっても怖い顔、深刻な顔と、「4頭身」で笑いをとっちゃう天然おばちゃん系の顔とのバランスがホントに素晴らしい。もともと大好きだが、もっと大好きになった。

キョンキョンはやはりキョンキョンなので、演劇ファンからすると物足りなさがあるのかもしれないが(小柄だし声も小さいし)、あのどこから見ても可愛らしい容姿にもかかわらず、役をもらえないのに女優のプライドは捨てないちょっとすれた感じの女優さんという雰囲気がよく出ていて、色々な映画の作品で磨いてきた演技力が生きてるな~と感じた。
それにキョンキョンと渡辺えりが並んで何かやってると、見た目だけでも可愛い漫才コンビみたいでおもしろいのだhappy01

そして何といっても蒼井優ちゃんはすごかった。
彼女はすっごく大きい声が出るのですね~。
おそらく精神を病んでしまった若い女優さんとして、真っ白な寝巻きのような服を着て、大きな枕を抱えて、ほわ~っと登場してきたものの、途中から取り付かれたように、チェーホフの芝居のセリフを叫び続けるシーン。
汗を1滴もかかず、あのちょっとにんまりした目のまま、夢の中にいるような表情で、病的に主役を譲れと、主演女優にせまるシーン。
前からいい女優さんになりそうと思っていたけれど、舞台も充分できる子なのね。
声もいいので、ますますファンになってしまったconfident

このお話しの題材は楽屋であり、女優であるけれども、この小劇場に観にいった女性の大半は、きっと働く女性として感じ入った部分がセリフの中に多々あったと思う。
特に、もうぎりぎり限界でも主役を渡さないアラフォー女優の本音のシーンにはぐっとくる。
どんなに歯を食いしばってても、毎朝ちゃんとメークをして、昨日と違う服を着て、パンプス履いて仕事に向かう女性・・・女性ってそういう生き物なんですね。

526 <今日のお花>

アメリカンブルーです。

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旅先で観た「グラン・トリノ」

ハワイに滞在している時に、クリント・イーストウッド監督の「グラン・トリノ」を観た。

いくつになっても精力的に映画を作り続け、ちゃんとアカデミー賞級に仕上げるイーストウッド監督だが、私にとっては「マディソン郡の橋」の主演俳優として観たひと昔前の印象→「何だかシワシワになっちゃって・・・」という程度の人。

ジャック・ニコルソンとかモーガン・フリーマンとか、枯れ系では魅力的な俳優さんが他にいるわいな、という捉え方しかしていなかった私。

しかし今回、この作品を観て思った。わたし・・何て馬鹿。

彼は素晴らしい映画監督だったのですねsweat01

もう劇場公開されてからはずいぶん経つので、どんなストーリーかご存知の方も多いと思うが、これは朝鮮戦争に出兵した経験を持つ、超偏屈な爺様(イーストウッド)と、隣人であるアジア人一家との関わりを描いた作品だ。

アジア人といっても、アメリカにある程度の数がいてコミュニティが出来上がっている中国や韓国など先進国ではない。いわゆるマイノリティー、ラオスからきたモン族の一家だ。おばあちゃんなど何て言ってるか全くわからないのだ。

朝鮮戦争で自分達の故郷がめちゃめちゃになってしまったから、(皮肉な事に)アメリカに移民してきた、と孫が隣のプライドの高いアメリカ老人に言う。

前半はイーストウッドが本当にむかつく老人として、差別用語連発(ホントにいやになる位)しつつ「やめろやめろ、俺にかかわるな」と、身内からも近所からも嫌われ、孤独に暮らしている様子が、やや淡々と流れる。

そして並行してついつい関わってしまうモン族一家の不思議な生活慣習(食事や祭事)を写し出すので、それにもまた興味深々で見入ってしまう。そしてモン族独特の行動についつい微笑んでしまう。

隣接した隣同士の家は、外観はあくまで普通のアメリカの住宅なのに、これだけ人種も生活様式も違う人同士が住んでいるなんて感覚、日本人にはなかなかわからないですよね。

でもやはり人と人をつなぐのは、偏見やこだわりを持たない真っ直ぐな気持を持った若者だ。この家の女の子の孫が、英語も話せ(これは重要)、アメリカに溶け込もうと度胸を持って生きている姿勢が、徐々に偏屈な爺さんのペースを狂わせ、いつの間にかふところに入り込んでいく。

実際、結末を知ってしまうと、このように深く関わりすぎてしまった事が、お互いの人生を大きく変化させてしまったのかと思い、切ない気もするのだが、中盤爺さんが口では憎まれ口を聞きながらも、完全にモン族家族を支える存在になってしまうまでのエピソードの積み重ねがとても暖かい。

いちいち「孫を助けていただいたお礼に」と、モン族の女性達が大きなお盆にたくさんの食べ物を載せて、どんどん運んできちゃうのを、始めは目を白黒させながら拒絶していたイーストウッド老人が、何度も助けるもんだから、とうとう慣れてしまい、食べ物を「意外にいける」などと口にするシーンなどは、とてもキュートだ。

ただ、このストーリーは多分どう転んでも誰かが悲劇をかぶる結末になるんだろうな、と想像できる重苦しい問題がずっとベースに流れている。

それは一言で片付けてしまうなら、「人種差別」というものなのだが、人種だけでなく、貧困や荒れた世の中、色々な背景がマイノリティーの一家をより追いつめていっているように見える。

この作品を観た時に、南国別世界とはいえ同じアメリカの一都市に滞在している自分。

本当に、ここでもたくさん見かける白人のアメリカ人は他民族を差別したり、痛めつける事があるのだろうか?と思う程、外にでればみなニコニコ笑顔で、誰にでも優しく接する人種であるように見える。

でも実際、私が知らないだけで、世界中色々な場所で、このような差別で苦しんでいる人たちがいるのだろう。自分達が溶け込もうとしても絶対受け入れてもらえない壁を前に、腐ることなく生きていこうとするマイノリティー達の忍耐。

そして、戦争に行った事で素直に生きられなくなった寂しい老人が、人生最後の良心を、この縁もゆかりもない隣人に捧げようと、あまりにもストレートに行動してしまう正義感。

何でその結末・・・・と最初はただ切ないという気持ち。そして老人が選んだ選択が正しいと言えるかどうか、どうしても自分では結論が出ない。

ただ、他に方法があったんじゃないか、生きて寄り添っていく事こそが、隣人達が望む行動だったのかもしれないよ、と老人に言ってあげたい気持にはなる。

イチローも、最近達成した大記録の時期にインタビューをたくさん受けていたが、その中でもやはり渡米直後はだいぶ差別を受けたことを初めて口にしていた。

日本でのほほんと生活しているだけでは知らない世界。映画にはまだまだ教えられることがたくさんある。

そんなわけで、もうひと作品、「ミリオンダラー・ベイビー」も手に取ることにしたのであった。

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来年の大河ドラマの配役に注目。

今週たまたま見たNHK「ためしてガッテン!」のヘルシー蒸し料理があまりにもおいしそうだったので、レシピを確認しよう、とNHKのホームページを開いた。

そしたら何と「大河ドラマ龍馬伝・配役決定」の文字がhappy02

歴史小説にめっぽう弱い私が初めてハマッたのが、月並みながら司馬遼太郎の「竜馬がゆく」。

普通は10代とか20代の感受性豊かな時期に読んで、「こんな風に生きよう!」「明治維新の裏にはこんな人がいたのか・・・すごい!」などと感じるところだが、私は「幕末の事にあまりにもちんぷんかんぷんなのは大人として恥ずかしい」と、大河ドラマ「新撰組!」が始まる前に慌てて読んだのだから、せいぜい7年くらい前だったsweat01

実際「竜馬がゆく」を読了して割とすぐ、1月の寒空の下、京都・伏見の寺田屋に行き(ハマりやすいタイプ)、柱の刀傷や、展示されている竜馬から乙女姉さんへのたくさんの直筆の手紙を見たのだが、本当に近代日本を創ろうと、東奔西走していた実在の人なんだなあと実感できて、すごく感激してしまった。

そしてとうとう大河ドラマ化。加えて福山君を1年間毎週ドラマで見られるという喜び。

ああ配役どうなるんだろう、この役は誰が、あの役は誰が・・・とずいぶん妄想してしまった。

特に我が家であれこれ話し合ったのが、乙女姉さん。ネット上でもあれこれキャスティング予想がされてたみたいで、笑っちゃうけどナイス配役だったのがしずちゃん(南キャン)happy01それから片桐はいりsmile

何れも福山君に見劣りしない大きさの迫力ある女性、というところだろうけれど、最近民放ドラマ並の旬なキャスティングが好きなNHKなので、第一予想は(希望もふまえて)天海祐希という意見で決着。

おりょうさんはどうしても絞れず、松たかことかだったらいいな~などと、これまた勝手に予想winkもうこんな感じで次々と妄想キャスティングを続けてきたここ数ヶ月。

そしてそして結果・・・乙女姉さんは寺島しのぶに決まったそうですよ。なるほど!

おりょうは真木ようこだって・・・大抜擢。というかちょっと意外。

何よりぴったりconfidentと感心したのは岩崎弥太郎→香川照之、千葉佐那→貫地谷しほり、といったところ。

配役もさることながら、こんな現代の日本なので、竜馬のあの関わった人全てを前向きにさせてしまうパワーをドラマでも表現してほしいですね。

そんな私、週末は竜馬の生まれた高知に行ってきまーす。四万十川でカヌー。また日焼け!!

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79歳と10歳の歌舞伎役者、勧進帳に挑む。

日曜日の夜だったか、偶然NHK教育テレビでとっても興味深い番組を観た。

人間国宝で、歌舞伎界最長老の中村富十郎さんと、その息子が『勧進帳』に挑む姿を追ったドキュメンタリー。

この方、私が観に行った最近の歌舞伎でも、いつもちょっとしか出ていらっしゃらず、同じ長老でも坂田藤十郎さんへの注目の方がかなり強かったので、正直「えっとどんな方だったかな・・・」という印象。

見始めて少しして気づいた・・・御歳79歳で、息子・鷹之資(タカノスケ)君は10歳というではないですか。あーそういえば、ずいぶん前に、ワイドショー的な話題でお名前を耳にしていたっけ。

すっごい年の差婚と、高齢パパの話題だった。

よくある庶民の話題として、岡田真澄に代表される「60代でパパになった人」として紹介されていた、あの富十郎さん。つまり69歳の時のご長男が今10歳に成長したということね。

富十郎さんは、今回13年ぶりに弁慶を演じるにあたって、息子を義経として一緒に舞台に立つという。

79歳になって、あの長台詞とハードな立ち回りをするのというのもすごい情熱だと思うが、演出も自ら行い、今回は「能」の動きを意識して取り入れる試みもあり、更に息子を義経として立派に舞台に立たせるという父親としての使命もある。

インタビューを受ける鷹之資君は、ぽっちゃり顔の可愛い小学生という感じなのだが、受け応えがすごくしっかりしていて、聞かれた事に対する返答は、立派な若手の役者さんという感じ(10歳ですよ!)。

父の富十郎さんに対しては、やはりパパというよりは、尊敬しているおじいちゃん、という感じで接しているようで、勘三郎親子や幸四郎親子をテレビで見た時に比べると、甘え方も素直で可愛い。

番組の中では、本番までの2ヶ月位の稽古を追っていくのだが、「能」の大家の方(この方は83歳!)に直接動きをつけてもらったり、この10歳の子が、果たしてどれだけ恵まれた状況かわかるのか、逆に重圧になったりしないのかと、どうしても鷹之資君の表情ばかりを追ってしまう。

今回、この富十郎翁の挑戦には、歌舞伎界でも賞賛を込めて快くスター役者が共演をかってでてくれたそうで、弁慶とやりあう「富樫」には中村吉衛門、義経の家来達に市川染五郎や尾上松禄といった、すごいキャストだ。

歌舞伎は全員での稽古は2日位しかしないから、鷹之資君はやはりどう見ても「緊張wobbly」という顔で参加している。

通しで動いてみても、やはり自分が向く方向を間違えてしまったり、とまどいながらも大汗かいて一人参加する子供・・といった感じで画面に映るから、こちらまで緊張してしまう。

富十郎さんは、弁慶を演じつつ演出もあれこれ指示出しをしているので、大いそがし。

そんな中で、鷹之資君の緊張やとまどいを察し、動きを間違わないようにするにはああしたら、これを合図にしたら、とお兄さん的に面倒を見てあげていたのが染五郎と、松禄。

TVに向かって思わず「さすが~」と言ってしまう程に、彼らは自分達の子供時代の経験を更に次の世代につないでいくところなのだ。

名門の家に生まれ、10~20代の頃から注目を浴び、プレッシャーを感じながら、30代半ばになった2人。二人ともいい役者さんになったな~と、見ていて感激してしまった。

梨園の家は、父から子へ、という伝承と共に、同じ歌舞伎界の中でのこんな風な斜め上からの愛ある指導で、また若い役者が育っていくものなのですねshine

歌舞伎座での舞台稽古でも、能の大家の方からも、父からも指導を受け、そして染ちゃん達から励まされ、もう緊張感MAXの鷹之資君だったのだが、舞台当日の出番待ちの袖で、弁慶になったお父さんに「・・・・頑張る」と小さく言った瞬間に、こちらもじわ~っとなるweep

そして本番も大成功。勧進帳は、最後に弁慶だけが花道に立ち、関所を振り返り振り返り、感無量で去っていくシーンで終わるのだが、花道にひとり立ち、「やりきった感」をにじませている富十郎さんに、「天王寺屋!」の掛け声と共に、「まだまだやれる!」の大きな声があがり、お客さんも大笑いの大喝采。こんなところが江戸っ子の「粋」なのかも。

ホント、10歳の役者も頑張ったけれど、この79歳の役者も頑張ったなー。歌舞伎ってやっぱり感動するなーconfident

最後に、化粧を落としている富十郎さんの楽屋に鷹之資君がやってきたところで、「ちょっと待っててね。一緒に帰りましょうね~」と優しく声をかけるパパの顔もとても素敵でしたheart04

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ドラマの見過ぎでおばさんに?

朝からマイケルのニュースで驚きの一日wobbly

何だか信じられないけれど、とにかく話題性に関してはそれこそ死ぬまで私達をびっくりさせる特別な人でしたねー。

ビートルズとはまた違い、彼が「ダンス」という技を持っていた事で、今では世界中音楽を自由に聞く事のできる全ての国で(特にアフリカ大陸などでは)「ビートルズは知らないけどマイケルなら知ってる」ほど知られたアーチストだったんじゃないかなと思う。

いまでもラジオで「Billy Jean」とか「Beat It」とか流れてくると、色々言われてるけどやっぱりマイケルってすごいっって思っていたのに・・・。

しばらく追悼番組やら急死の真相やらで、テレビが騒ぎそう。でももう静かにしてあげようよ、残された家族(子供達や両親)を気使ってあげようよ、と思うばかりだ。

ところで昨日も書いたドラマ「BOSS」終わってしまいました・・・予定通りweep

意外に「黒い月」の組織もそんなにすごいものでもなくあっさり解決してしまった事は置いといて、やっぱり反町隆史を最終ストーリーの犯人に選んだフジテレビはすごい。

最近、同じ俳優さんばかりがローテーションのように色々なチャンネルに登場して、「またこの人・・」という事が多いのだが、正直、反町君久しぶりという感じだし。それに何といってもビーチボーイズではないかwave

最終回をソファに座って真剣に見つつ「ほらすごいよー。この2ショットはまさにビーチボーイズ再びでしょうheart04ねえ~」とずっと騒いでいた私。

何だかこれって、普通におばさん・・・gawk

先週末のテレビ朝日のドラマ「刑事一代」(←これもよかった!)を見ていた時も、後半、吉展ちゃん誘拐事件の容疑者役で久しぶりに萩原聖人が出ていて、しゃべっているシーンを見て「ねーこれってまさにヨン様が渡辺謙としゃべってるみたいだよー。ホントにヨン様の声だよね~」と関係ない事を興奮気味に騒いでいた私・・・・これもいかにもおばさんcoldsweats02

おばさんおばさん・・・絶対やだっと思いつつも気が緩むと出てしまうこの言動sweat01

同世代の人達っていまどれくらいのリアクション取るんだろう、と余計なことまで考えてしまった反省中の私。

そんなときにはコレdelicious

   ↓

405

「1Q84」と「ゴールデンスランバー」の間の頭休めに読んでみました。

でもね、両方ともホントにおもしろかったドラマだったのだ。

渡辺謙は、もはやテレビ画面で見るには窮屈そうなほど(うち48型大画面なのに)、映画と同じ迫真の演技で平塚八兵衛刑事を演じていた。全ての演技に全力投球って感じでしたもんね。

事件そのものにもすごく関心を持っていたので、どんどん引き込まれてしまった。

私は「ラスト・サムライ」も「硫黄島からの手紙」も観てないのだが、久しぶりに謙さんを見て、彼が主演するという「沈まぬ太陽」の映像化も待ち遠しいなと思っった。

それから相方刑事役の高橋克実も渋くてとても良かったので、同じ日の「爆笑レッドカーペット」を録画にして別の日に観てホントによかったと思ったhappy01

もう全然キャラが違うんだからsmile

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マイケル・ムーア監督の「Fahrenheit 911」

昨日誓った通りに、頑張って「MUSASHI」を読み始めてみた。

1時間ちょっと格闘した挙句、読めたのは何と本編の前の「始めによせて」の部分だけwobblyやっぱり結構時間かかりそうです。でもこの前書き(とは言わないかな)、ライシャワーさんが書いていてとっても読みがいがあった。この本を日本版「Gone with the wind(風と共に去りぬ)」と評している。本編が楽しみだ。

ところで、昨日のブログにも書いた英会話の先生は、以前「おくりびと」のDVDをクラスのメンバーに貸してくれたが、あるひとりのメンバー(その子は教師をしている)が「先週すごく忙しく、日曜の夜しか見る時間がなく、テレビでやっていた『レッドクリフ』をあきらめて『おくりびと』を見た。でもそれは正解でした!」と発言したところ、何と翌週に「レッドクリフ」のDVDをクラスに持ってきたのだ。その子に見せてあげる為にwink

そしてまたDVDの回覧が始まり、とうとう私の元に順番が回ってきた。するとDVDは何と3枚。「レッドクリフ」と共に、先生お勧めの別の映画が・・・。

1本は「Fahrenheit 911(華氏911)」、そしてもう1本は「New York New York」。

時代もジャンルも全然違う作品のチョイス。でも自分ではレンタルショップ行っても借りないかなーという作品を観てみるのもまた面白いし。頑張って3本とも観る。

もう「Fahrenheit 911」が断然面白かった。監督:マイケル・ムーア、主演(?):ジョージ・W・ブッシュ。記憶が少し薄れていたけれど、見始めて思い出した。

数年前、カンヌ映画祭で受賞をし、そしてアメリカのラジー賞(アカデミー賞当日に開催される最悪賞)でブッシュ大統領が主演男優賞を受賞しちゃった(もちろん授賞式は欠席)というあの話題作だ。

約2時間の作品なのだが、前半は主に「アメリカ史上最も残念な大統領」としてのブッシュ氏の色々な発言・行動をナレーションで風刺していく。

9/11テロ発生を予感させるような実行犯のアメリカ入国の記録辺りから始まり、CIAからテロ発生の兆候という情報を真面目に取り上げないお粗末な政府。

それらの映像と並行して、9/11直前位からのブッシュ大統領の色々な能天気インタビューや、テロ当日の映像(小学校を訪問していた)、そしてその後のお粗末な対応、急にイラク攻撃を始め、戦争オタクぶりを発揮する様子まで、まあヒトの国ながら、観ていて情けなくなる。

例えば、夏休みが異常に長く、ホワイトハウスよりもゴルフ場が大好き故、グリーン上でのインタビューはいつも子供のようなブッシュ、テロ発生の一報が耳打ちされた時も、どうしていいかわからず、子供達と一緒に「私のヤギさん」(絵本)を7分間も読み続けてしまうという頼りなさ。この面白映像とでも言うべきアメリカ国大統領の幼稚さを、きわめて真面目なナレーションと、絶妙な映像のつなぎ合わせ方で苦笑いを通り越し、大笑いしてしまうのだhappy02

でも途中から、ブッシュ一族とサウジアラビア、そしてアルカイダとの深くて表に出ない密接な関係(もちろんお金絡み)や、ビン・ラディン(サウジのお金持ち)を追わない為に突然イラクを標的に仕立て上げてしまう経緯が次々と暴かれていくあたりから、ドキュメンタリー番組を観ているような感覚に引き込まれていく。

なんかいままでの自分の理解と全然違うじゃん、報道でどこまでホントのこと伝えてたんだろう?といやな汗が出てくる。

更には、イラクへ派兵され命を落とした唯一の少年兵のお母さんへのインタビューや、イラクで家族を黒焦げにされた民間人の生の声。

それに加えて戦闘ゲームでも楽しむように有頂点気味なアメリカの若い兵士と、人を殺す事で神経がおかしくなってしまいそうな別の若い兵士のインタビューなどもあり、私は一体ニュースや新聞でどれだけ本物の情報を得ていたんだろうかと考え込んでしまった。

最後の方に、ムーア監督自ら、ワシントンの上院前の歩道で、歩いている議員を捕まえては「本当にこのイラク攻撃が正しいと思っているなら、貴方の子供を軍隊へ」とパンフレットを渡そうとするのだが、その時の議員達のあせった顔。

議場でテロへの報復だと声高に叫び、ずるずると続けているイラク派兵と、自分自身は全くの別のものなのだ。自分だけはいつも安全で関係ないところに暮らしているであれば、戦争、どうぞどうぞ、という無責任な国民の代表達。

もちろん、ムーア監督の編集したものを、そのまま受け止めるかどうかは観る側にも慎重さが必要だが、これを観たアメリカ人は心底母国に失望したのではないかと気の毒にさえ思ってしまう。

そして今年誕生した新しい大統領に、あれだけ大きな期待が寄せられる理由が更によくわかった気がする。

そうそう、他の2本、「レッドクリフ」は金城武がとっても素敵で、「New York・・」はロバート・デニーロが若くて痩せているわ~・・・という感想です。

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いまさらですが「おくりびと」

3月頃にはアカデミー賞受賞、DVD発売と、世間の話題の中心だった「おくりびと」。

今週思いがけずDVDを手にすることができた。

英会話の先生が購入したのを貸してくださったのだ。

先生はアメリカ人。ご主人(日本人)と一緒に見て涙が出たそうだ。

「これを見るにはハンカチが必要よ」「日本の伝統的なしきたりや儀式がうまく描かれていて、とてもよかった」とおっしゃっていた通り、とても良く出来ている映画だった。

たまたま1週間位前に、同じ滝田洋二郎監督の「壬生義士伝」を見たところだったのだけれど、なんというかこの監督の作品は、淡々としているように見せかけて、いつの間にか自分もお話しの中に入りこんでしまうような錯覚をおこす魅力がある。

だから、後半になって登場人物に起きる悲しい出来事や、感情の起伏がリアルに伝わってくると、つつーっと涙が頬を・・・ということになるのだcrying

2作品しか見ていないのだが、滝田マジックにかかってしまったというか、全く違うコンセプトの作品で、全く同じように涙がでてしまった。

もちろん主演のもっくん(シブがき世代なもんでcoldsweats01)の演技も素晴らしい。困った顔をしながら、一生懸命目の前に起こることに向き合うところが、やはりピュアなハートを持つ北国生まれの元・音楽家だなと感じさせるから、うまい。

山崎努もあいかわらず良くて、昨年見た「クライマーズ・ハイ」での新聞社社長の役がすごく恐かった(堤真一も「真剣に恐かった」と言っていた)ので、今回は風変わりではあるけれど、暖かい心を持った、山崎努にしてはいい人の役、といった印象だ。

アカデミー賞の時期は、もっくん・広末涼子・滝田監督がずっと露出していたから印象が強いけれど、この作品のよさは前述した滝田マジックと共に、山崎努の存在感と、小山薫堂氏の脚本が素晴らしいからなんだろうなあと思う。

映画の中に出てくる色々な「おくられびと」と「おくりびと」の関係。死者が納棺師の手で「旅立ち」の支度をし終えた時、初めて長年のその人との関係を振り返り、感謝したり、懺悔したり、胸の奥にしまっていた気持をいったり・・・。

英会話の先生は、自分はクリスチャンなので、死ぬ事はキリストのもとで行く事でつらいことではない、という考えがあるから、日本人ほど悲しまないのだ、と教えてくれた。だからその部分ですごく興味深い映画だった、と。

納棺の所作を見る機会というのも、日本人だってそうそうないというのが実際だと思う。

でもこの映画の画面の中で「身近な人との別れ」を見ているだけで、これだけ心を打たれるのだから、自分自身も身近な家族や、今まで出あった人達への気持を、時には確認しとかなきゃいけないんじゃないか、と思えてくる。

かけておけば良かった言葉を、亡骸に向かって投げかけるのはせつないですからねweep

まあ急に「今までありがとうね」なんていうと「何言ってんの、まだ死ぬわけじゃないのよpout」とか言われるかもしれないけどdelicious

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←日曜に、淡路夢舞台の温室で「ウィーン花物語・ハプスブルグ家の優雅な庭」イベントをやっていました。ホントに優雅shine

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「音楽寅さん」が楽しみに!

とうとう桑田さんの『音楽寅さん』が復活しましたねnote

昨夜DVD録画していたものを、昼間一人で昼食を食べながら再生・・・食事しながらくすくす笑うっていうのも結構あやしいもんだcoldsweats01

でもくすくす笑いにならざるを得ない、ちょっとしたおふざけ感というのか、夜11時台の番組らし~い内容で嬉しかった。

佐々木恭子アナが出ていたのにはびっくりしたけど。お腹ぽんぽこなのにsweat01

「とくダネ!」で佐々木アナが最後の出演日に、小倉さんが「恭子ちゃんとは10年の付き合いだったけど、サザンの大ファンって去年まで知らなくて・・・最後にこのVTRをプレゼントするね」と、番組内で桑田さんの「ひとり紅白」DVDの中から「いい日旅立ち」のシーンを流して号泣させていたのを思い出す。

今回の仕事が産休前のご褒美だとしたら、さぞかし嬉しいものだっただろうなあ・・うらやましい~。

桑田さんもあいかわらずかっこよかったですね。それに着ぐるみ着るのも楽しそうdelicious

最近はどのチャンネルの番組をみても、やたら出演者が多くて(そして大体はるな愛がいる)、台本通りの盛り上がりを見せるバラエティに飽きている視聴者としては、こんな個性のある番組が毎週楽しみだよーtv桑田さんの歌を毎週聞くことが出来るのももちろん嬉しいし!

そうそう嬉しいといえば、我が家ではまたお気に入りの花が新たにたくさん花を咲かせている。

それは紫蘭(シラン)。

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私が関西へ引っ越す事になった時、母が丹精こめて育てていた花のうち、綺麗で手入れが簡単なものを幾つか株分けしてくれていたうちの1つなのだ。

毎日毎晩、引継ぎやら送別会やらで本人が家にいつかなかった時期に、こっそりこんな準備をしていたと引越し屋さんが見積もりに来た時に知って(「これも荷物ね」と言われた)とてもじーんとした。

その紫ランも大きな株となって、おととしの秋に更にそれを株分けし、その後徳島に持ってきて、今年は無事2鉢ともたくさんの花をつけてくれたのだshine

ちなみに花言葉は「あなたを忘れない」だそうですよ。おぉ~松山千春。

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昨日、「ムーブ!」を見て。

今日は、天気予報とは違って朝から晴天になったのだけれど、ちょっと尋常ではない強風が吹いていますdash

ところで昨日の話。夕方、家の事をしながら、関西ローカルの情報番組「ムーブ!」を見ていたら、藤井誠二さんというジャーナリストの「事件後を行く」というコーナーが始まった。

内容は、沖縄で3年ほど前にご主人を殺人事件で亡くした奥さんとその息子達を取材したもの。

事件の時、奥さんは次男が生まれて8日目で、長男は3歳。ご主人はパチンコ屋さんの換金所を出たところで、お金目当ての男に傘で攻撃されお金を取られ、結果亡くなってしまったという事件だそうだ。

服役中の犯人は、防衛大卒のキャリア組の自衛官で、当時25歳位。最近初めて謝罪の手紙を送ってきたが、内容は殆ど自己弁護で誠意を感じられるものではなかったことなどが紹介されていた。

藤井さんが主に取材してきたのは、この奥さんが、幼い子供達に、「いつ、どのように」お父さんが死んだ事を話すかについて、ものすごく迷い、苦しんできた年月についてで、見ていて本当につらかった。

奥さん自身もずいぶん長い間、夫が殺された事を受け入れることができず、周りから「子供のためにもあなたが頑張らなきゃ」と励まされるのがプレッシャーで返って追い詰められてしまったそうだ。

でも子供は確実に成長するもので、ある時、長男に「お父さんは死んじゃったの?」と聞かれる日が来た。それまでお父さんは病気でしばらく家に帰ってこられないからね、とずっと言ってきたけれど、これからもっと成長していく中で、他人からや、何かしらの情報の中から自分の父が殺人にあったと知るよりは、お母さんが直接真実を説明した方がいい、と決心し、優しい言葉で説明。

でも次の日また「お父さんは・・?」と同じことを聞かれ、「あぁ自分と同じで、この子はまだ1回で受け止められないんだ」と感じ、全く同じ話しをした。それが2週間続きました、とおっしゃっていた。

下の子は、お父さんを知らないので、最近になって「うちにはお父さんがいないの?」と聞き始め、またお母さんは悩む。

そして、最近ドラマ「流星の絆」を見て、「もし犯人が服役を終えて(懲役20年)出てきたら、その頃成人しているだろう息子達が復讐心を持ったらどうしよう」と、ひとりで恐ろしくなってしまうことがあるのだそうだ。

・・・あのドラマを見て、そんな風に感じている人がいるなんて。

ドラマそのものを、毎週楽しみに見ていた自分にとって、同世代の女性でそんな辛い気持で見ていた人がいたなんて。

それでこの女性は、民事訴訟を起こし、犯人が社会復帰したら、少額でもいいから、息子達に継続して賠償金を払ってほしい、と訴えた。理由は金銭でなく、息子達が、将来公的に犯人と接触できる理由(つながり)を持っておきたかったから。

そして、被害者家族が気持をさらけ出す事のできる会を沖縄で発起。被害者家族自身が立ち上げるのは沖縄では初めてだそうで、沖縄は戦争や米軍基地の問題などで、昔から「つらい事は忘れようや」という風潮が強くて、それを乗り越えられない家族がたくさんいるのではないか、と身を持って感じたからなのだそうだ。

ほんの短いコーナーだったのだけれど、取材者の藤井さんの見守るような取材と、この奥さんが一生懸命話してくれた生の言葉に胸を打たれた。

毎日殺人事件の報道ばかりが流され、ともすればすぐに忘れてしまう時代。でも、その後にこれだけ人生を狂わされる人が必ずいるんだ、ということも知っていないといけないですね。

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最後にジ~ン。『In Her Shoes』

この辺りの映画館では、水曜日がレディスデーなのだが、今週はこれというものもなかったので、家で、ひとりレディスデーを開催happy01

週末に借りてあったDVD「In Her Shoes」を観た。

キャストはキャメロン・ディアス(妹)とトニ・コレット(姉)の姉妹に、後半シャーリー・マクレーンが二人の祖母として登場する。結構豪華shine

感想を一言で言うと・・・思ってたよりも全然良かった。最後ジーンとして少し涙がでたweep女きょうだいがいる人は是非観てほしい。それに、タイトル通り、素敵な靴もたくさん登場するboutique

子供の頃すっごく仲良し姉妹だったのに、大人になって個性(特に長所)が分かれてくると、仕事や趣味、生活パターンが違ってきて、なんだか溝がある二人。

キャメロンはちょっと頭は弱いけれど、抜群の容姿で、姉に迷惑をかけながら適当に暮らしている妹。前半観ていると正直むかつく振る舞いが多いんだけれど、なぜか憎めないこのキャラ。

姉はフィラデルフィアのバリバリキャリアの弁護士なのに、容姿に自信がなく、もてない事を心の底でくよくよしている。そこに妹が酔っ払ってやってきて、ちらかして、勝手に高価な靴を履いて、やっと出来た彼氏を寝取っちゃって・・・と、誰がみても「これじゃ妹には同情できないだろう」と思うほど、姉は打ちひしがれてしまう。お気に入りのジミー・チュウのピンヒールだってボキっと折っちゃうんだからsweat02

脚本も女性という事で、ストレスのはけ口を素敵な靴を買う事で発散させたり、些細なきっかけで犬の散歩代行をしているうちになんとなく犬に癒されたりする「働く女性の心理」もばっちり描かれてるなあと感じた。

でもこの映画、私が大好きになったのは後半、誰からも見捨てられ「みじめ」になったキャメロンが、思いつきで訪ねていった祖母の家にいってからの展開なのだ。

祖母はキャメロン達の母(つまり自分の娘)が精神の病で自殺して以来、何十年と会っていなかったのだが、今はマイアミのリタイアメント・ビレッジで、老人達の生活介助のような事をして生活している。祖母といっても、ここは老人ばかりなので、彼女はまだ若手の存在。

お金目当てで飛び込んできた孫をすぐに見抜き、「仕事を手伝ったら私がお給料を上げる」と言って、中途半端なキャメロンに老人達の面倒を見させる祖母・シャーリー・マクレーン。あいかわらず素敵な女優さんですね~。優しく見守っていつつも、お調子者の孫と対等にわたりあう。もうこんなおばあちゃんがいたら、どんな悪い子でも孫でもかなわない、というふところの深さ。

彼女のみならず、マイアミのシーンに登場する人々、ほんとに素敵なおじいちゃんおばあちゃん達なのですlovely洋服の色も綺麗だし、みんないきいきおしゃべりしたり、ゲートボールしたり、若いキャメロンを見てウキウキしたりsun

そしてキャメロンも、目の見えないおじいさんに、苦手な詩の朗読をさせられるところから大きく考え方が変わっていって・・・。このおじいさんは結果的に彼女の大恩人になるのだけれど。

姉のトリ・スコットも、ただのオタクだと思っていた同僚から熱心にアプローチされ、人生初めて恋人と呼べる人ができた事で、自分に自信を持っていく変化がまた可愛いのだheart04

最後の最後まで、うまくいくかな~この姉妹、と心配しながら見守るのだが、とにかくおばあちゃん達がいい味を出してくれる。こういうハッピーエンドもいいなあ。

映画評のサイトを見ていたら、このマイアミのシーンでは、実際に住人の老人達もエキストラで出演していたらしく、なんだかよりじーんときた。きっと彼らにとってもよい思い出になっただろうな。

白髪に明るい色の服を着て、青空の下で、明るく余生を生きる人達。アメリカと日本はまだまだ違うところがあるなあと感じつつ、自分もこんなおばあちゃんになりたい、と思った。ちょっと本筋とははずれるんですがcoldsweats01

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気になる俳優・瑛太君

最近テレビに映る人の中で、私が特に応援しているのは、大関日馬富士(はるまふじ)と俳優の瑛太君。

二人共、ここのところずーっと「一生懸命」を続けている感じで、見ていてすごく元気をもらえる。ひたむきな感じが伝わってくる。

日間富士は今日も負けちゃって1勝5敗。本当に大関の重圧って大変なんだなあと思うけれど、真面目な性格がどんどん自分を追い詰めちゃってるんだろうなあ。

この人のインタビューを聞いてると、日本人以上に日本人的な奥ゆかしさがあって、ひたむきな感じがして、観戦に来ているファンからも「自分の親戚の子が頑張ってる」感覚で応援されている様子が伝わってくる。だから私もついつい「あせらず頑張れ!」と甥っ子に(甥はいないんですけど)言うように、テレビに向かって応援してしまうのだ。

一方の瑛太君。いまとっても人気なんでしょうね。やはり昨年は「篤姫」と「ラストフレンズ」があったからね。

私が瑛太君に注目したのは、たまたま2年前に『アンフェア』の再放送を見て、そのすぐ後に『のだめカンタービレ』が始まり、あまりの役どころの違いに「何だ?このキャラのギャップは?」と一気に釘付けとなってしまったのだ。

『アンフェア』が夜に放映されていた頃は、帰りが遅くて全く見た事がなかったのだけれど。思ってたよりずっとよくできたドラマだった。配役も、脇役の隅々までぴったりだし、展開もハラハラさせすぎず、怖すぎず。

もちろん篠原涼子や香川照之も素晴らしかったのだけれど、なんといっても瑛太君が犯人だったとわかった瞬間はテレビ画面に向かって「えーーーーー!!」と言ってしまった。

篠原涼子演じる女性刑事を、ひたすら恨みながらも、徐々に自分の心の中は彼女でいっぱいになってしまった若者。それでも施設で一緒に育った兄貴分の敵をとるために最後まで殺意を振りかざそうとするが、それが出来ず血まみれになって散っていく最期。

何か篠原涼子よりも瑛太君のほうが全然印象深かった。前にもドラマで見かけたことはあったけど、こんな演技力がある人だったっけ?とそのとき思って。

更に「のだめ」で頭爆発のバイオリニストになったと思ったら、引き続き小松帯刀になるし、その最中にラストフレンズでピュアな若者に変身しちゃうし。

今年はとうとう月9の主役になったそうだけれど、あまり引っ張りだこになりすぎて消耗しないでほしいなあと思う俳優さん。

主役になってしまったせいで、いくつかのバラエティで素の瑛太君を見かけたが、何だかいつも戸惑っている感じの優しそうな青年だ。「食わず嫌い選手権」での罰ゲーム、小鳥のまねには「なんて可愛いのhappy01」とすっかり私もおばさんです。

「ノルウェイの森」がもし映像化されることになったら(そんな事は絶対ないけれど)、ワタナベトオルの役は瑛太君が近いんじゃないだろうか。。。なんて思っていたら、昨日もっと近い人を発見しました。それは加瀬亮君。すごくぴったりだと思うんだけど、どうでしょか、私の意見。

<今日の花壇>

184 ブルーデイジーが次々と咲き出しました。寒くないの?

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『トウキョウソナタ』を観てきました

3月に引っ越してきた時、市内に映画館がないと聞き、ショックを受けた。

よくよく聞けば、少し郊外へ車で行くとショッピングセンター内にシネコンがあるとの事でホッとしたのだけれど、それにしてもみんなが車を運転してシネコンへ行かれるわけじゃないのだし。

ところが最近、「蔵本」駅という、徳島大医学部がある駅の近くに、昔廃業した映画館の設備を再生して、小さい映画館をオープンさせたという奇特な方がいると新聞に載っているではないかhappy02それも30代前半のカフェのオーナーさんとの事cafe

どんな映画を上映するのか楽しみにしていたところ、2作品目として現在『トウキョウソナタ』を公開中と知った。ちなみに1作品目は「百万円と苦虫女(蒼井優主演)」だったそうな。

今日はレディスデイとの事なので、自転車で・・・蔵本までは1駅半あるのだが、この強風を人生の試練と考え、必死で漕いでいった。何か「向かい風ってこういう事か」と実感できるような強風だった。全然進まないのだ。又少し強くなった気がする(何のこっちゃ)rock

『トウキョウソナタ』は、カンヌ映画祭の「ある視点」部門で入賞したので既に注目を浴びているが、大好きな小泉今日子・香川照之が主演で公開をとても楽しみにしていたもの。

率直な感想としては・・・一人で見てよかった。家族について、自分自身について、道徳的過ぎず、刹那的でもなく、淡々と描く事で、色々考えるきっかけをもらった映画。すっきりした作品というのはこういったものを言うのだと思った。

大きく分けて前半が静・後半が動、とストーリーの展開の仕方が違うのだが、導入部は、お父さん(香川照之)が会社でリストラにあうことから始まり、長蛇の列のハローワーク・ボランティアによる食事配給に集まる失業者・家族に言えず今まで通りパリッとしたスーツで出社するふりをする失業中の友人など、今見るにはちょっとリアルすぎるようなシーンが次々と出てくる。

でもこのお父さんだけが主人公というわけではなく、大学生と小6の息子二人もそれぞれストレスを抱えている。更に家の中で親の権威を押し付けるお父さん(でもリストラにあっている)とは正面から向き合う事を許されず、いつもぎくしゃく、と典型的な「うまくいっていない親子」が描かれる。

最初、「何だか日本の家庭が抱えている問題を、エピソードとして延々と並び立てる映画だったら嫌だな」と思った。

カンヌで評価されたのだって、共同脚本のオーストラリア人が書いた「表面上穏やかに暮らしているようで、実際親子関係が希薄な現代日本家庭」なんていうところを外国の方々がおもしろがってるだけだったら嫌だなあと思ったし。

でもそうではなかった。これは、人生色々大変だけど、もがき苦しめば、ちょっと気持ちが整理できれば、やり直しができるよ、と言ってくれる映画だ。若者も、人の親も、家族も、みんな。

前半、ただ家族を見守り、中和し、淡々と家事をこなすだけのお母さん。日々内に溜め込んでいるものが多いのに、笑顔(でも寂しそう)で家族に尽くす姿はさすがキョンキョン。他の作品ともまた違う声のトーンで、あぁお母さんなんだなあと感じさせる演技だ。

でも後半、ある事がきっかけで箍(たが)が外れてしまったような行動に出ていくのだが、人生で初めて暴走するからか、何だか必死感があるというか真剣に暴走していて可愛い。特に運転しているシーンは笑えるrvcar

もちろん香川照之だって素晴らしい。この人、色んな作品に出ずっぱりなのに、役によって歩き方まで全然違うのですね。今回は父親の威厳を持ったまま、失業者になった自分を受け止めきれずおろおろする様子が、「実際そうなのかも」と思ってしまう程リアルで切ない感じもする。

子供達の演技もとてもよくて、親に反発はしているんだけれど「お母さんには本音を言える、だからお母さんには優しくしてあげたい」という態度を示す息子、という姿がよく描かれていた。母親と息子ってきっとこんな感じなのだろう。

最後にドビュッシーの「月の光」が流れるのだけれど、観客はこの曲をフルコーラス(クラシックでもこう言うのかな?)聴く事で、この家族がどうなっていくのかを読み取る事ができる。そしてなぜか映画を観ながら色々考えた事に結論が出たような気になる(気になるだけなんですが)。ピアノの音色ってホントにすごいなnotes

そしてこの映画、エンドロールに音楽がないんです。効果音だけ。これって逆に観客は席を立てないものですね。「引きつける」事が上手な演出だ。

役所広司の存在には意見が分かれるところだが、お勧めの映画です。

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初めて『ティファニーで朝食を』を観ました

今日はお布団が干せる位昼間は暖かかったですよsun

でも今週はちょっと家に引きこもりがち。何故って夕方から大相撲を見る為に早めに家に入ってしまうから。母方の親戚が全員相撲大好きファミリーで、私も子供の頃から大相撲を見るのが大好き。同世代の女の子同士だと渋すぎる話題なので、口にしたことはあまりないけれど、もうすっごい詳しいのだeye審判してる親方だって現役時代のしこ名を言えちゃうし、やくみつる並の相撲評論を展開してしまうこともあるので、かなりおやじ度が高いかも。ちなみに最近では、時津風部屋があんなになっちゃったのに唯一頑張って上位にいる豊ノ島関を心の中で応援中だ。頑張れ~fuji

テレビの話ばかりだけれど、月曜日の夜、NHK-BSで映画『ティファニーで朝食を』をやっていたtvあまりにも有名な作品でもあり、「いつかは観るだろう」と思っていたのに、結局この日途中からだが初めて観ることにした。

今年の初めに村上春樹の翻訳本を買って読んだところだったので、名作の原作を知った上で映像を楽しむ、というとても贅沢な楽しみ方をしてしまった。

だってあらすじ知ってるんだもーん。話の展開は気にせず、50年以上前のニューヨーク5番街の街並みや、今でも素敵なティファニーの店内、ホリーの部屋でのぎゅうぎゅう詰めパーティーでは当時の女性のおしゃれ服とか、小説の中で描かれている各登場人物が自分の想像とどれくらいあってるとか、すごく集中してしまった。

村上春樹も書いているように、確かに原作での主人公ホリーは、あまりにもオードリー・ヘップバーンの印象が強すぎて、そして素敵な映画すぎて、原作とは少し違ったキャラクターとして印象に残ってしまう。けれど、先に原作を読んでいると、子供の頃から美貌と明るい性格以外はめぐまれない人生だったテキサス出身の少女の影が、ちょっとしたシーンにきちんと投影されているようにも見えた。有名な窓辺に座って、頭にタオルを巻いてムーン・リバーを唄うシーンも、ホリーの過去を知ってるとよりせつなく感じられる。

それにしてもオードリーは本当にキュートな女優さんだ。何を着ても素敵shineみんなが憧れ、ファッションを真似するのはあらためて納得。あの黒いワンピース・・着てみたいものねえ。今回一番始めから観られなかったので、また観てみたいな、と思える作品。私に原作への興味を持たせてくれた村上春樹様にも感謝。

オードリーといえば・・・すっごく次元の違う話だけれど、お笑いコンビ「オードリー」にも最近ハマっています。なぜか最近気持ち悪い系ばっかりsweat01「お笑いではハイキングウォーキングとオードリーが気になる」というとえっという顔をされてしまうのよcoldsweats01

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映画の日に『容疑者Xの献身』

アメリカ大統領の選挙の様子をテレビで見ていると、アメリカ人の熱狂ぶりにホントに驚く。

オバマ氏が勝利宣言をしたシカゴの会場は何と7万人が集まったんだって・・B'zのコンサートかと思ったよwobbly

アメリカは合衆国だから州によって法律も知事選も別々に行われているので、4年に一度の大統領選に対する国民の関心・熱狂はものすごいものがある・・・のだそうだがそれにしてもみんな夜10時過ぎてるのにすごい叫んでるしsweat01

オバマ氏はとてもクレバーな方だそうなので、経済・外交・内政と、どんな事に対しても積極的に取り組んでいくだろうと言われているが、日本の偉い人達もちゃんと対等に付き合ってもらえるように、賢い外交をしてよ、と切実に願うばかり。ホントこれから景気上向かせるの大変ですよsweat02

ところで1日は映画の日だったので、『容疑者Xの献身』を観に行ってしまった。だって毎日毎日福山雅冶がテレビ画面に露出してるんだもの・・・観とかないと。

福山君がプロモーションでたくさんテレビに出たり、しかもそれを殆ど見たので、大まかな設定とか出演者などは把握していたから、あまり感動とか意外性を期待せずに観始めた。

東野圭吾が原作という時点できっとストーリーもしっかりしてるんだろうな~と思いつつ、期待通りにお話しは展開していったのだが、この映画、ガリレオ先生はどちらかといえばストーリーテラーなのですね。聞いていたとおり福山君のアップがたくさんあって、おばさんとっても楽しめたのだけど、後半は堤真一の演技にとにかくじわっとさせられまくりweep

特に留置所で夜を過ごす事になったときに、ひんやり冷たくて暗い部屋の天井を見上げて天井に図形のイメージ(すっごく難しい数学の)を描いていくシーン。初めて恋をした少年が片思いの相手に何か親切な事をした後のような、嬉しくて穏やかで、という堤さんの表情と、実際のエピソードとのギャップに思わずうるうるしてしまう。堤真一@数学者、という設定だとつい『やまとなでしこ』を思い出してしまうのだけれど、今回は寂しい数学者・石神という人そのものだった。すごいなあ、あいかわらず。

それからエンドロールで流れる『最愛』がとても良かったのですよ。もちろん楽曲自体もいいけれど、映画を観てから聞くとすごく深~いのだ。珍しく歌が全部終わるまで誰も席を立たなかった。

一緒に観にいった相方君は「えっ泣いたの?」とびっくりしていたので、男女で感想は違ってくる映画なのかもしれないけれど(そもそも福山君でテンション上がってた)、じわっと泣ける映画を観たい人にはお勧めなのです。

<今日の花壇>

135 チェリーセージやアメジストセージが成長してきた!

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また黄色のミニバラが蕾を膨らませてきました。

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『グーグーだって猫である』を見てきましたが

昨日はレディースデイだったので、最近のキョンキョンのテレビ出演を見て気になっていた『グーグーだって猫である』を観にいってきたcat

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きゃわいい~heart01けど、登場後数分で大きくなっちゃう。

平日10:25~の回というのに殆ど満席。やはりほぼ全員女性で、一人で見に来ている人が多い。

予備知識として、大島弓子・吉祥寺・小泉今日子・犬堂一心監督・・という単語はおさえていたけれども、見た人のユーザーレビューを読むと賛否両論。

あんまり期待しすぎないように見始めた。

しょっぱなから画面に中央線や吉祥寺の街が映し出され、「懐かしいnote」と思ったが、何せここは地方の映画館。「吉祥寺」という時点でロンドンやらボストンやらと変わらない位遠い場所?という雰囲気が漂う。上野樹里の彼氏がやっているバンド名が「中央特快」というのだが、ライブを聞いてたサラリーマンが「何だよー。中央特快吉祥寺止まらんだろ~」というところなど「シーーーン」としていたしsweat01

登場人物はみんな自然体な感じで生きている、いわば似たもの同士達ばかり。大島弓子の原作(読んでないのだけれど)を忠実に描いているのだろうか。吉祥寺の街にも、猫と共に画面におさまるにもぴったりの人たちばかりだ。

だからかもしれないが、何となく全体的に平坦な感じでストーリーが展開され、それも短い場面が断続的につなげられている為、登場人物に感情移入するきっかけがないままあららら・・という感じで話しが進んでいく。

キョンキョンの演じる主人公は、同世代から見てとても素敵な女性で、何が素敵ってまず言葉少ななのに(いつもゆったり微笑んでいる)心の中は一徹なものを持っているところ。絵を描く事が少女の頃から好きで好きで、それに夢中に取り組んできたから、それ以外のややこしいこと(恋愛とか)には不器用なままの大人。誰かにあたったりannoy人のせいにせずに猛烈なエネルギーで仕事を完成させていく姿は、さりげないけれどとってもかっこよく見える。

一方、主人公とほぼ20才近く下の上野樹里ちゃんも本当にひたむきで可愛くて、グーグーと同じ位、あこがれの漫画家先生を見つめている。若さって愛らしいなあと感じたのは、上野樹里の演技だったからこそだ。

それくらい魅力的な登場人物なのに・・・今ひとつ「癒された~」とか「ほっこりしたー」とか、「じんわり泣けた」みたいな感想が持てなかった・・・think

演出だからなのか、全体的にセリフがちょっと棒読みっぽい感じだったのと、時々出てくる「グワシ!」みたいなオチが流れを止めていたというか。あと随所に出てくる協賛企業の広告も鼻についてしまった。

ただ、猫のサバやグーグーが、登場シーンこそ意外に少ないが、キョンキョン(=ご主人様)の色々な日常をじーっと見ている瞳を見るとちょっと泣けてくるcat

動物って言葉をしゃべらばないけれど、特に人に飼われるような動物は、人のことをよく観察していますよね。それはある意味見守ってくれてるのとおんなじだなあと感じるから泣けてくるわけで。

ネタばれになるけれど、死んじゃったサバが、女の子(人間の)の姿でキョンキョンに会いに来て、二人で話すシーン。いかにも大島弓子漫画の世界なのだが、「私は貴方が○○したあと泣いてたのを心配して見てたのよ」とか「○○さんの事好きだったでしょ」なんて飼い猫に言われたら、もう抱きしめちゃいますねconfident一人と1匹で暮らしていたら余計深い絆だろうし。

そんなわけで、グーグー役の猫も各出演者もとっても魅力的だったので、もうちょっと映画の仕上がりがすっきり素敵に出来ていたらよかったのに、と残念に思うのだけれど、まあレディースデイで\1000で観るには良かったかなあと。この手のさらっとした映画では、「めがね」や「かもめ食堂」のほうが遥かに好きです。

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『クライマーズ・ハイ』を観てきました

今日は市内に唯一ある映画館(1つしかないなんてweep)がレディースデイだったので、気になっていた映画「クライマーズ・ハイ」を観にいってきた。

『半落ち』の横山秀夫原作のこのお話しは昨年(だったかな?)NHKでドラマ化されていたので、あらすじは知っていたのだが、とにかく2時間半あっという間だったclock

日航機墜落事故当時は私は大学生で、当日は合宿先の新潟に行っていたこととか、帰ってきてから毎日のように新聞記事で報道された生存者の事・家族宛に書き残されたメモ・現場の写真など記憶を指でなぞるように見入った部分ももちろんあるのだけれど、事故のことがどう映像化されてるかとかそういう事ではなくて、地方新聞社という会社組織を舞台にした群像劇にとにかく引き込まれてしまった。

堤真一・堺雅人はもちろん期待通り。本当にこの二人は今絶好調なんだよなあgood

でもその周りを固める役者さん・例えばでんでんとか田口トモロヲとかマギーとか、ホントに地方新聞社の職場の人達みたいなのだ。

地方新聞社の中、しかも大きな事故発生直後というみんな目が血走った状態が映像の舞台なので、ともすればただただもめたり喧嘩騒ぎになったりで、激しさだけを前面に押し出す事も可能だったのだと思うが、必ず組織の中にいる中和してくれるヒト、うまく力を抜かせてくれる同僚、少し離れていつも援護射撃してくれるヒトを、この脇役陣がすごくうまく演じている。

会社ってこうなんだよな。組織の中での確執・葛藤・挫折や、自分ひとりがどんなに熱く燃えてても玉砕することって絶対あるんだよな、という働きマンならそういうところに反応してしまう映画なのだ。インターネット上の観た人の感想で「この映画は企業戦士にしか感動する事はできない。ニートには見てもわからない」なんて書いてる人がいた。

でもそんなことはない!社会で生きていくっていう事はどんなに一人で生きていくつもりでいても、一歩外に出れば毎日壁があって毎日ちょっとずつ乗り越えてくもんなんだよって遠まわしに教えてくれる熱い映画なのだ。まだそんな事知らない若い世代にももちろん観てほしいなった思った。

観てきたばかりだからちょっとほめすぎかなcoldsweats01じゃあ1つ残念と思った点を。新聞社の社長が山崎努なのだが、社長のセクハラシーンがどうしても伊丹十三映画と重なってしまって。これ、そう感じた人かなり多いと思う。時々マルサの女だったcat

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